クラロワ【攻略】:バランス調整後の注目カードはこれだ

3月23日のアップデートで、全世界配信開始以来初のバランス調整が実施された。今回はどのような調整が入ったのか、調整された中でも注目のカードを紹介していく。

  1. 各カードの調整内容:アリーナアンロック順
  2. 調整後の注目カード

 各カードの調整内容:アリーナアンロック順

今回のバランス調整では、ゲームプレイの妨げになるであろう、防衛施設の組み合わせや使用率の低いカードへのテコ入れに重点的に調整したと発表されている。

それ以外にも、使用率の高すぎるカードへの下方修正、低すぎるカードへの上方修正などが目白押しだ。

カードのアンロック順にまとめたので、まずは今回のバランス調整内容を確認しよう。

上方修正されたカード一覧

下方修正されたカード一覧

調整後の注目カード

今回バランス調整がされたカードの中でも、筆者が注目したカードを紹介していこう。

エアバルーン(アリーナ2でアンロック)

高い攻撃力が非常にやっかいなユニットカード。レベル1からダメージは脅威の600。4回触れられるだけでアリーナタワーは破壊されてしまうほど

変更後

ヒットポイント:変更前の105%

個人的に、今回の調整で最も脅威を感じているユニットだ。

建物に弱いが、ヒットポイントが若干ではあるが上昇するため、今まで対処できていた方法では対応しきれない可能性が出てくる。

筆者のアップデート前までの愛用デッキがこちら。エアバルーンに対処する際は、「墓石&ガーゴイル」や「墓石&槍ゴブリン」などでかろうじて対処してきたが、今後このデッキでは対処しきれなくなる可能性が大いにある

対処できるのは、攻撃目標に「飛行」が含まれているカードだけとなるのが難しく、一度でもタワーに攻撃されてしまうと戦況が大きく変わりかねない。

これから「エアバルーン」が流行るとなると、対処におすすめなのが「マスケット銃士」と「ガーゴイルの群れ」だ。

マスケット銃士は、単体のユニットにもっぱら強いユニット。範囲攻撃で簡単にはやられないのがポイントだ

ガーゴイルの群れは一度に6体のガーゴイルを配置できるユニットカード。呪文と範囲攻撃にめっぽう弱いが、6体の攻撃を合わせたダメージは計り知れない

自分でエアバルーンを使用するときは、「フリーズ」や今回上方修正された「レイジ」と組み合わせれば、ほぼ確実に活躍してくれる。

巨大クロスボウ(アリーナ3到達でアンロック)

防衛施設というより、攻撃施設の建物カード。一度配置されるとその早い攻撃とダメージに驚かされる

(変更前)射程:13 → (変更後)射程:12

かなり離れたところからタワーを直接攻撃できる「巨大クロスボウ」。

射程が1下がったため、テスラの後方や川の反対側に巨大クロスボウを設置してタワーを直接攻撃することを狙うことができなくなってしまった。

特に、アリーナ3、4では対処できるカードが少なく、配置されると対応することが難しかったが、今回の調整で攻撃対象とならない飛行ユニットや、移動速度の遅い大型ユニットでの破壊が多少楽になったといえる。

この巨大クロスボウを筆頭に、防衛施設は軒並み下方修正された。「ディフェンスよりオフェンスを有利に」という運営の方針がひしひしと伝わってくる。

テスラ(アリーナ4到達でアンロック)

防衛施設でいちばん使われているのではないかと思われる建物カード。攻撃速度が非常に速いため、今まで低コストの小型ユニットでの破壊は難しかったが……

変更前

  • 攻撃速度:0.7秒
  • 稼働時間:60秒

変更後

  • 攻撃速度:0.8秒
  • 稼働時間:40秒

上位アリーナでも愛用しているプレイヤーが多いカード。

これまで明確な弱点のない使いやすい防衛施設であったが、今回の調整で攻撃速度、稼働時間がともに下方修正されることになった。

レベル1の状態でも毎秒のダメージは80と、調整前と比べると約11も減少する。

このことからわかるとおり、ヒットポイントの高い大型ユニットでの破壊が楽になった。

攻撃速度が速いのには変わりはないが、多数の小型ユニットで攻め込むことも以前と比べれば簡単になった。

今回の調整でいちばん弱体化された「テスラ」だが、調整後以降も人気の高さは変わらないのだろうか。

1つコストが高く、クセも強い「インフェルノタワー」に乗り換えるプレイヤーも多そうだ。

インフェルノタワーは、ヒットポイントが低いほど与えるダメージが上がっていく特殊な建物。テスラより速い攻撃速度と広い射程が魅力だ

プリンス(訓練キャンプでアンロック)

チュートリアルから手に入れられる可能性のある強力なユニットカード。「クラロワTV」でも多くのプレイヤーに愛用されており、持っていれば序盤から終盤まで使いやすいこと間違いなしだ

変更後

突撃中のスピード:変更前の87%

ゲーム開始直後から猛威を振るうユニット。突撃中はダメージが2倍に上昇し、移動速度もかなりのものだったが、今回の調整でその売りである突撃のスピードが13%減少した。

プリンスの突撃に対処するとき、タッチの差で対処が間に合わないことが多かったが、今回の調整でそれも少なくなりそうだ。

ただ、ダメージ自体に変更はないので、タワーをそのまま攻撃させては危険なのは変わらない。突撃解除するために低コストカードでうまく対処しよう。

プリンスの対処法と使い方はこちらから

アーチャー(はじめから所持)

槍ゴブリンと比較されることが多いユニットカード。槍ゴブリンよりコストが1高いぶんステータスは高めだが、配置されるのが2体と少なめなのが残念なところ

変更後

変更前より最初の攻撃がすばやくなる(槍ゴブリンと同様)。

地上、空中のどちらにも攻撃ができるユニット。

今回の上方修正により、攻撃速度面においては完全に「槍ゴブリン」を上回るユニットとなった。

攻撃力も槍ゴブリンを上回るが、撃破されやすいのは槍ゴブリンと同じ。

ただし、同レベルの「矢の雨」や「ベビードラゴン」の攻撃に1度だけ耐えることができる。

低コストカードの運用が多く、範囲攻撃に悩まされている場合は、試しにアーチャーを使用してみることをおすすめする。

ネクロマンサー(訓練キャンプでアンロック)

プリンスと同じくチュートリアルから手に入れられるユニットカード。残念ながらトップランカーにはあまり使用されてなかったため、今回上方修正されることになった

変更後

ダメージ:変更前の105%

自ら攻撃しながら、次々とスケルトンを召喚する特殊なユニット。

今回ダメージ上昇するのは、ネクロマンサー本体のダメージとなる。

召喚されるスケルトンに注目しがちだが、ネクロマンサー本体も地上、空中のどちらにもすばやく範囲攻撃をしかけられる優秀なユニットだ。

上昇率は微々たるものだが、攻撃速度が非常に高いので効果は思った以上に大きい。

持っていても使ってこなかったプレイヤーは、これを機に運用してみよう。

以上が注目しているカードだ。

まだアップデート直後ということもあり、実際に変更後どんなデッキ,カードが流行るかは予想できないが、全体的に防衛施設の弱化が目立つ調整に感じた。

バランス調整は全レベル帯でのカード使用率や勝率などを検証しながら、以降も毎月行われていく予定となっている。

毎月バランス調整後にデッキを見直さないといけないのは大変ではあるが、同じカードから新たな発見ができるのでこれからの調整も楽しみだ。

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