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ZTEフラッグシップ機「AXON 7」はDolby Atmos採用!平原綾香も驚きのサウンド性能

10月13日(木)、ZTEの新製品発表会が開催された。日本では初めてDolby Atmosを採用した「AXON 7」と「AXON 7 mini」が発表され、立体的なサウンドをアピール。平原綾香さんによる、歌も披露された会場の模様をお届けする。

日本初Dolby Atmos採用端末「AXON 7」が国内展開決定!

ZTEのフラッグシップモデル「AXON 7」は、海外先行で発売されている端末で、今回日本での展開が発表された。

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  • カメラ&デザイン

の3つの要素に注力し、特にサウンド面では日本初の「Dolby Atmos」に対応しており、スマートフォンの常識を超えるオーディオ体験を提供するとのことだ。

AXON 7の製品画像。イオンゴールド(左)とクオーツグレー(右)の2色展開

Dolby Atmosとは、リスナーの周囲や頭上で生き生きと動くような立体感のあるサウンドを実現するオーディオフォーマットで、サウンド技術において久しぶりの大革新だ。

四方から包まれるようなサウンドに加え、3次元の空間に音を自由に送ることを実現し立体的なサウンドを楽しめる。

クリアで大音量、没入感のあるサウンドを実現。映画館やAVアンプなどでは広く使われている

スマホのようなモバイル機器においては、端末のDolby Atmosプロセッサーが、ヘッドフォンや内臓スピーカー向けに、映画用に作られた空間情報を仮想の3次元空間にレンダリングすることで実現している。

前面の両端に設置されたスピーカーから、立体的なサウンドが響くように設計されている

また、旭化成エレクトロニクス製のオーディオ専用チップを搭載することにより、高音質なHi-Fiサウンドをスマホで楽しめる。

これまで数十万円以上のオーディオ機器に搭載されていたD/Aコンバーター「AK4490」を搭載。こちらはスマホでは世界初

スタジオ録音で使われている技術を実装した、高音質録音用チップ「AK4961」も搭載。再生だけでなく、録音においても高品質となっている

デザインにおいては、BMWのグループ企業「Design works」と共同開発。G3曲線を多用したデザインとつや消しのメタルボディで、滑らかな曲線を表現している。

アルミニウム製のボディは、高い耐久性を誇り、腐食にも強い

ディスプレイは、5.5インチで解像度はWQHD。サウンドだけでなく、映像に関しても高いスペックのスマホといえるだろう。

カメラに関しても、2,000万画素で光学式・電子式のダブルの手ぶれ補正も搭載し、高精細で表現豊かな写真撮影が可能になっている。

主なスペックは以下の表のとおり。

製品名AXON 7
サイズ(高さ×幅×厚さ)151.7×75×7.9mm
重量175g
OSAndroid 6.0
SoCQualcomm Snapdragon 820
2.15GHz 4コア
RAM4GB
ROM64GB
外部ストレージmicroSD/microSDHC/microSDXC
ディスプレイ5.5インチ WQHD AMOLED液晶
リアカメラ2,000万画素
フロントカメラ800万画素
バッテリー3,250mAh
SIMスロット数2(Nanoサイズ)
※SIMスロット2はmicroSDと兼用
Wi-Fi802.11 b/g/n/ac
Bluetooth4.1
センサー指紋認証/加速度/近接/光/ジャイロ/ホール/電子コンパス

OSはAndroid 6.0を搭載するが、第4四半期を目途に7.0へのアップデートを予定している。

というのも、本機はDaydream Readyな端末であるため、GoogleのVRプラットフォーム「Daydream」に対応するために、7.0にアップデートする必要があるためだ。

ちなみに、VRヘッドセットについては、国内での発売は検討中とのこと。

WQHDのAMOLEDディスプレイは、発色がよく、映画などの視聴に向いている

重量の実測値は177gで、公称値とほぼ変わらない数値

Antutu Benchmarkのスコアは、141,342をマーク。Snapdragon 821や6GBのRAMなど性能怪獣とも呼ばれるスペックのZenFone 3 Deluxeにも匹敵するほどのスコアだ

滑らかな丸みを帯びたボディ。背面には指紋認証センサーが搭載されている

デュアルSIMデュアルスタンバイに対応しており、2枚のSIMカードを挿入可能。ただし、片方はmicroSDと共用になっている

Dolby Atmosは、映画や音楽など、用途に応じて最適なサウンドにワンタップで調整できる

Dolby Atmos動作時と非動作時の比較は以下の動画で確認してほしい。ただし、実際に聞いた方が違いを実感できるはずだ。

国内展開は検討中のVRヘッドセットがこちら。Gear VRとよく似ており、右側面にタッチパッドやボリュームキー、バックキーが配置されている

AXON 7は、59,800円(税別)で、10月21日(金)発売開始だ。

取扱店は、家電量販店やオンラインショップ。本日より先行予約も開始している

平原綾香さんも認めるサウンド性能

発表会には、ゲストとしてシンガーソングライターの平原綾香さんが登場。

音のプロフェッショナルともいえる平原さんからしても、「AXON 7の音はとびぬけている、スピーカーを持ち歩いているよう」とのことで、本機のサウンドに納得の模様。

録音に関しても、実際に代表曲の『Jupiter』を録音したものを会場で披露。

従来の携帯電話の録音機能では、音が割れてしまっていたそうだが、AXON 7では綺麗に録音できたとのこと

また、写真の撮影が好きだという平原さんとしては、背面の指紋認証センサーがシャッターになることも好印象だそうだ。

最後に、平原さんの楽曲『アリア-Air』を生披露して発表会はフィナーレとなった。

最新アルバム『LOVE』に収録された、中島みゆき作詞・作曲の楽曲を披露。平原さんは、このアルバム名を冠した全国ツアーの真っ最中だ

「AXON 7 mini」も発売

今回、フラッグシップモデルのAXON 7に加え、ディスプレイサイズやSoc、オーディオチップが異なる安価なモデル「AXON 7 mini」も発表。

安価とはいえ、こちらもDolby Atmosを採用し、迫力のサウンドを体験できることはAXON 7と共通だ。

価格は39,800円(税別)で、販売日はAXON 7同様10月21日(金)。先行予約も開始している。

製品名AXON 7 mini
サイズ(高さ×幅×厚さ)147.5×71×7.8mm
重量153g
OSAndroid 6.0
SoCQualcomm Snapdragon 617
1.5GHz 4コア+1.2GHz 4コア
RAM3GB
ROM32GB
外部ストレージmicroSD/microSDHC/microSDXC
ディスプレイ5.2インチ フルHD AMOLED液晶
リアカメラ1,600万画素
フロントカメラ800万画素
バッテリー2,700mAh
SIMスロット数2(Nanoサイズ)
※SIMスロット2はmicroSDと兼用
Wi-Fi802.11 b/g/n
Bluetooth4.1
センサー指紋認証/加速度/近接/光/ジャイロ/ホール/電子コンパス