世界救済RPG『メギド72』をOBTで先行プレイ【ゲームプレビュー】

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DeNAの新作RPG『メギド72』。そのオープンβテスト(OBT)がAndroid版で実施中だ(8/25まで)。「「想いが試される世界救済RPG」と銘打たれる本作は、どんなゲーム性と世界観なのか? OBTで実際にプレイしてみた感想をお届けする。

ラノベ風な世界観とは裏腹に硬派なRPG

『メギド72』は、「想いが試される 世界救済RPG」と銘打たれた、ライトノベル風の世界観が特徴のRPGだ。

主人公は、72人のメギド(悪魔)の力を開放するソロモンの指輪を持つソロモン王。

プレイヤーは仲間のメギドを増やしながら、「ハルマニア」と「メギドラル」の2つの異世界による戦争「ハルマゲドン」を阻止することを目的に冒険を開始する。

異世界の住人たちが交わり、世界を旅するライトノベル風なストーリー。随所の描写も、ラノベ原作のアニメを見ているような雰囲気だ

72という数字は、旧約聖書のソロモン王が封印し使役した悪魔の数。本作に登場する悪魔はすべて、それらの悪魔をモチーフとしているようだ。

ルートを自由に選択できる探索型クエスト

本作は、スマホRPGの王道ともいえる、クエストをプレイしていくことでストーリーが進んでいく形式となっている。

クエストは、

  • ヴァイガルド
  • メギドラル
  • ハルマニア

の3種類が存在し、それぞれ目的となるものが異なっている。

ヴァイガルド

メインストーリーが進行していくクエスト。プレイ開始後は、主にこちらのクエストを進めていくことになる。

ゲーム中のさまざまなコンテンツを開放する役割もあり、これを進めないと本作のすべてを楽しむことができない。

ストーリーに沿って各地を攻略していくクエスト。OBTでは、7つのエリアまでが開放されている

メギドラル

メギドラルでは、キャラクターの進化に必要なアイテム「ソウル」を入手することが可能だ。

ダンジョンはキャラクターごとに別のものが用意されており、属性によるダメージ補正がほかのダンジョンより高くなっている。

相性のいいパーティーで挑戦することが攻略のポイントだ。

ソウルはキャラクターごとの固有アイテムのため、育てたいキャラクターのクエストをクリアする必要がある。プレイできるクエストは属性ごとに日替わりとなっている

ハルマニア

ハルマニアでは、キャラクター育成のために必要なアイテム3種類を入手できる3つのダンジョンが用意されている。

1日に1つしか挑戦することができず、選択したダンジョンも10分間の限定開放なので、どれを選ぶかは慎重に考えたい。

ダンジョンの種類と獲得アイテムの組み合わせは下記のとおり。

  • 黄金の宮殿:ゲーム内通貨「ゴルド」
  • 英知の書庫:キャラクター強化アイテム「魔導書」
  • 宝玉の聖堂:オーブ強化アイテム「霊石」

序盤はキャラクター育成のため、英知の書庫を選択するのがおすすめ。開放して10分間が経過すると、翌日までおあずけとなってしまうのはもどかしい

いずれのクエストも、ダンジョン探索とバトルの2パート構成となっており、各ダンジョンのボスを倒せばクリアとなる。

ダンジョン内には、ボスのほかにも敵がいたり宝箱が配置されていたりするが、最初にどうやってボスまで進むかのルートを決めることになる。

ダンジョン内の宝箱からは、キャラクターの進化に必要な素材アイテムが入手できるため、なるべく多くの宝箱を回収することが重要になる。指定された宝箱の数を獲得すると、中身がより豪華になる「STEPUP」が発生するので、ルートの吟味は手が抜けない

ルート検索をタップすると、自動でルートを設定してくれるが、必ずしも最善のルートになるわけではないので、自分で決めるほうがいいだろう。

このように、ルート検索を利用すると、宝箱を考慮しないルートになることも。キャラクター育成に関わる要素なので、宝箱の入手を優先しよう

宝箱の配置は、ダンジョン侵入のたびに変わるので、繰り返し周回する際にも飽きにくくなっている。

バトルは前衛・後衛の配置が重要

ダンジョンで敵がいるマスを通ると、バトルへ突入する。

ダンジョン開始前にパーティーを編成するのだが、その際に注目したいのは前衛・後衛のバランス。

各キャラクターにはそれぞれクラスが設定されており、それによってどちら側に配置されるのかが決定されるのだ。

防御力が高い前衛タイプ「ディフェンダー」を1体だけ前衛に置き、残りは攻撃力のある後衛を編成するといった戦略も可能となっている。

クエスト進入前にボス戦での敵の構成を知ることができるのは斬新。対策を立ててから挑むことができる

1ターンでプレイヤーができることは、「前衛・後衛のポジション変更」と「奥義の発動」の指示のみ。

キャラクターは、奥義のほかにもさまざまなスキルを覚えるが、発動するかどうかはランダムとなっており、通常攻撃とスキルを繰り出すのを見守ることしかできない。

球状で表現されたキャラクターたちを、主人公が操る形式でバトルが演出される。奥義は、画面下にある敵に攻撃することでたまるフォトンゲージを消費して発動する

敵の特徴に合わせたパーティー編成と、奥義の選択・発動タイミングの見極めが勝つためのコツとなり、これらを怠っているとすぐに行き詰ってしまう。

最近のスマホRPGは序盤はオートバトルでサクサクと進めてしまうことが多いが、それに反する高めの難易度で、本気で育成や戦術を楽しみたいという人に向いているタイトルといえるだろう。

奥深いキャラクター育成要素も

バトルの難易度が決して簡単とはいえないので、キャラクターの育成は力を入れて行う必要がある。

すべてのキャラクターは、星1の段階で入手することになり、クエストで入手できるアイテムを与えることで進化を繰り返し、徐々に強くなっていく。

星の数が最大で11個となっており、2回ごとに「超進化」という見た目の変化する成長要素も存在する。進化するたびにレベル上限がアップするため、キャラクターの能力を引き出すためには進化は欠かせない

ほかにも、オーブ・スキル・奥義のそれぞれにレベルがあり、すべてを強化していくことでより強いキャラクターとなり、バトルを勝ち抜けるようになっていく。

クエスト以外の多彩なコンテンツ

メインストーリーを7-4まで進めると、「対戦」と「試練の塔」が開放され、クエスト以外のコンテンツを楽しめるようになる。

対戦は文字どおり、他プレイヤーのパーティーと対戦するモードとなっており、「コロシアム」と「マスターコロシアム」の2種類が用意されている。

勝敗によってランキングが決まり、特別な報酬が獲得できるため、OBTながら、すでに多くのプレイヤーが競い合っているようだ。

ほかのプレイヤーの自慢のパーティーとのバトルを楽しめる。すでにかなり強いプレイヤーもいて、ランキング上位に入るのは難しそうだ

対して試練の塔は、各階層に待ち構える敵を連戦していくモードで、こちらもさまざまな報酬が獲得できる。

上の階層に進んでも、減ってしまったHPは引き継がれるが、階層ごとにパーティーメンバーを入れ替えることも可能。

よく使うキャラクターだけでなく、入手したキャラクターを全体的に育てておかないと、制覇は難しそうだ。

HPだけでなく、フォトンゲージも引き継がれる。フォトンゲージがたまった状態で始まる場合は、強力な奥義を持つキャラクターで短期決戦を狙うなど、長期的な戦略も面白い

どちらのモードも、クエスト以上にやりごたえがありそうで、ガッツリとやり込めるボリュームはあるのは間違いなさそうだ。

その後のストーリー展開や未開放コンテンツは正式サービスに期待

メインクエストや対戦、タワー系コンテンツといった、スマホRPGでは定番となっている要素はしっかり実装されつつ、ダンジョン探索のルート選択やとっつきやすい世界観で独自性を生み出している印象の本作。

ほかのスマホRPGよりも序盤の難易度が高く感じたが、そのおかげでキャラクター育成やバトルの戦術を学べたという側面もあったため、理不尽に難しいということはなく、上達を感じながら楽しむことができた。

今回のOBTでは、ストーリーはこれからといったところで終わってしまい、対戦モードのマスターコロシアムも未実装。これらの要素は正式サービスに期待したい。

なおOBT終了後、正式サービス開始までゲーム本体をアンインストールせずに端末に残しておくと、OBT参加特典として「攻略チケット30枚」が配布される。

端末のストレージを圧迫してしまうかもしれないが、攻略に役立つアイテムなので、もらわない手はないだろう。

攻略チケットは、全員生存した状態でクリアしたクエストで使用できるアイテムで、クエストを一瞬でクリアしたことにしてくれる効果を持つ。アイテム収集のための周回に掛かる時間を大幅に短縮してくれる

  • 使用した端末機種:Galaxy S7 edge
  • OSのバージョン:Android 6.0.1
  • プレイ時間:約6時間
  • 記事作成時のゲームのバージョン:0.0.1(OBT)
  • 課金総額:0円

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