VRゴーグルといっしょに使いたいアクセサリーまとめ

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VRゴーグルが普及しつつある2016年。ゴーグルに関連したアクセサリーもさまざまなものが出始めている。この記事では、VRゴーグルといっしょに使うと便利なものをいくつか紹介していこう。

VRゴーグルをもっと便利にするアクセサリー

VRゴーグル本体だけでなく、関連アクセサリーも今年になって増えてきている。この記事では、VRゴーグルといっしょに使ってみたいアクセサリーの特徴や使用感などをまとめて紹介していこう。

Universal Wireless Remote Controller

  • 購入価格:1,380円
  • メーカー:mocute
  • 本体サイズ:73(幅)×31(高さ)×13(厚さ)mm
  • 対応スマホOS:Android/iOS(ただし、iOSでは機能に制限あり)
  • 重量:16g
  • 電源:USBで充電(約20時間連続使用可能)
  • ワイヤレス作動距離:最大10m

OSによって利用できるモードに違いが

「Universal Wireless Remote Controller」は、iOS、Android、PCに対応したワイヤレスコントローラー。スマホを画面に触れずに操作を可能にする。

しかし、OSによって使える機能に制限があり、Androidがゲームパッドやマウスとして利用できるのに対して、iOSはメディアプレーヤーの操作とカメラのシャッターを押すくらいしかできない点には注意しよう。

見た目は非常に小さく軽い。チープな見た目だがUSBで充電も可能。英語、中国語にローカライズされたマニュアルが同梱

各キーの説明

  1. スティック
  2. STARTボタン(長押しで電源OFF)
  3. △ボタン
  4. iOSボタン
  5. aボタン
  6. Xボタン
  7. GAME/KEY切り替えスイッチ

最初に、スマートフォンとペアリングしなければならないので、スマホ側のBluetoothをオンにしよう。

コントローラー側は、iOS端末なら「START」ボタンと「iOS」ボタンを同時に長押し、Android端末なら「START」ボタンと「X」ボタンを長押ししながら起動させるとペアリングできる。

端末側に認識されると「MOCUTE-032_B50-4921」という機器が表示されるので、これを接続する。完了したらコントローラが利用可能になる

コントローラーには下記のようなモードが存在する。前述のとおり、OSによって利用できるものが異なるので注意。

1. ゲームパッドモード

7のスイッチを「GAME(右)」に切り替えるとゲームパッドモードになる。横向き、両手持ち用のボタン配置で、Androidでのみ利用可能。

ただし、「MI GAMEPAD」という中国語のサイトで公開されているアプリに限られるところが残念。

Google PlayやApp Storeで配信されている、ゲームパッド対応のアプリをいくつかプレイしてみたが、使用することはできなかった。実質的には非対応と思った方がいいかもしれない。

主な操作

  • スティック:方向キー
  • STARTボタン:スタートボタン
  • △ボタン:Yボタン
  • iOSボタン:Xボタン
  • aボタン:Bボタン
  • Xボタン:Aボタン

ゲームパッドとしては使えないが、スマホのメニュー画面の操作は可能。スティックでカーソル移動、「X」ボタンで決定、「a」ボタンで戻る挙動になる。アプリの起動のみでいうならば、後述のマウスモードよりも使い勝手はいい

2.マウスモード

7のスイッチを「KEY(左)」に切り替えるとマウスモードになる。

こちらもAndroidでのみ利用可能。スティックで矢印のカーソルを操作し、「START」ボタンでクリックできる。

また、カメラ起動時のみ、「a」ボタンでシャッターを押すことも可能。

主な操作

  • スティック:カーソル操作
  • STARTボタン:クリック(タップ)操作
  • △ボタン:戻る操作(端末の戻るボタン押下時の挙動をする)
  • iOSボタン:音量を上げる
  • aボタン:シャッターを押す(カメラ起動時のみ)
  • Xボタン:音量を下げる
  • START+スティック:スティックを押した方向へスワイプ

Androidのみだが、スティックを動かすとマウスカーソルが表示される。PCのように操作可能だが、カーソルの動きは遅め

カメラを起動させると、「a」ボタンでシャッターボタンを押すことができる。スマホに手を触れずにできるので、自撮りする際などに有用

3. メディアプレーヤー操作モード

7のスイッチを「KEY(左)」に入れた状態でメディアプレーヤーを起動すると、操作が可能になる。

このモードはAndroid/iOS両方で利用可能。筆者のiPod touch(第4世代)でも使うことができた。

主な操作

  • スティック→または↑:次の曲
  • スティック←または↓:前の曲
  • START:再生/一時停止
  • iOS:音量上げる
  • X:音量下げる
  • a:音量ミュート
  • △:メニューボタン

Bluetoothを使用する分、電池消費は激しくなりそうだが、iPod touchでも使える点は有用。ワイヤレスのリモコンは通勤などで便利

VRゴーグル着用時の使用感

もともとはVRゴーグル装着時に、端末に触れることなく操作しようと目論んで導入したワイヤレスコントローラー。だが、正直にいうと、使いにくいといわざるをえない。

たとえば、VRゴーグル装着後にアプリやゲームを起動しようとした場合、縦画面を横にしたスマホを操作するのにかなり慣れが必要。

スティックの上を押すとマウスカーソルは左に移動する。コントローラも横向きにした方が扱いやすいかもしれない

加えて、このコントローラは片手操作ではスマホのメニュー画面をスワイプしづらく、起動させたいアプリにたどりつくのが難しい。

スタートボタンを押しながらスティックを倒すとスワイプ操作になるのだが……。片手だとこんな特殊な持ち方をしなければならない

苦労して目当てのアプリを起動しても、スマホのマルチタスク機能を呼び出すボタンがコントローラーにはないため、他のコンテンツに切り替える際に不便であった。

VRゴーグルでは、分割されていないスマホメニュー画面が見にくいという難題もあり、装着しながら複数のVRコンテンツを切り替えて楽しむことには向いていないという結論に至った。

VRアプリによっては「△ボタン(戻る操作)」による終了に対応していないものもあり、結局ゴーグルを外すことに。これなら「直接スマホを操作した方が早い」と思った

よかった点

  • スマホに触れずに操作できる
  • iPod(Bluetooth接続が必須)でも利用できる
  • USB経由で充電できる

期待はずれな点

  • iOSではゲームパッドやマウスとして使えない
  • VRゴーグル装着時の使い勝手が悪い
  • 片手でスワイプしづらい

VRゴーグルといっしょに使うという意味では不便だが、音楽プレーヤーのリモコンとして使える点は便利。

カメラのシャッター機能もあるので、日常のワンシーンでスマホを活用している人をサポートしてくれる商品であるといえるだろう。

Bluetooth Remote Controller

  • 購入価格:1,380円
  • メーカー:VR Park
  • 本体サイズ:118(幅)×33(高さ)×42(厚さ)mm
  • 対応スマホOS:Android/iOS(ただし、iOSでは機能制限あり)
  • 重量:65g(電池込み)
  • 電源:単4電池×2
  • ワイヤレス作動距離:最大8m

片手でスワイプできるようなボタン配置が便利

「Bluetooth Remote Controller」は、iOS、Android、PCに対応したワイヤレスコントローラー。

このコントローラーらも、iOSではメディアプレーヤーの操作とカメラのシャッターを押す機能しか利用できない。

iOS自体にマウスポインタを出す仕組みがないことが影響しているようだ。

Wiiのコントローラのような見た目。背面にもボタンがあることが特徴。充電はできず、単4電池2個で動作する。英語、中国語にローカライズされたマニュアルが同梱されている

各キーの説明

  1. スティック
  2. 電源ボタン(電源OFF)
  3. @ボタン
  4. Aボタン
  5. Bボタン
  6. Cボタン
  7. Dボタン
  8. 背面上ボタン
  9. 背面下ボタン
  10. Android/iOS切り替えボタン

例によって、スマートフォンとペアリングしなければならない。スマホ側のBluetoothをオンにしよう。

コントローラー側には、Android/iOSの切り替えスイッチが付いており、使用する端末に応じて切り替えが必要。

あとは、電源ボタンを端末側が認識するまで長押しし続ける。

「VR-Park」という機器が表示されるまで電源ボタンを押そう。表示されたら、軽く電源ボタンを押す(ライトが一定時間点灯し続ける状態にする)と接続されやすい

このコントローラーには、4つのモードが存在しており、「@」ボタンとA~Dのいずれかのボタンを同時押しすることで切り替える。

モードの切り替え方法

  • @+Aボタン:ミュージック/ビデオモードへ切り替え
  • @+Bボタン:ゲームパッドモードへ切り替え
  • @+Cボタン:VR/自撮りモードへ切り替え
  • @+Dボタン:マウスモードへ切り替え

※Androidはデフォルトでマウスモード、iOSはミュージックモードになっていると思われる

1. ミュージック/ビデオモード

@+Aボタンで、「ミュージック/ビデオモード」に切り替えられる。こちらは、Android/iOSで利用可能。

音楽の再生や音量調整といった、いわゆるメディアプレーヤーを操作できるモード。

主な操作

  • スティック←または↓:次の曲
  • スティック→または↑:前の曲
  • 電源ボタン:コントローラ電源操作
  • @ボタン:なし
  • A/背面上ボタン:再生、一時停止
  • B/背面下ボタン:ホームボタン
  • Cボタン:音量を上げる
  • Dボタン:音量を下げる
  • Aを押しながらスティック←または↓:早送り
  • Aを押しながらスティック→または↑:巻き戻し

このコントローラーもiPod touchで利用可能。持ちやすい形なので、片手でもプレーヤーを操作しやすい

2.ゲームパッドモード

@+Bボタンで、「ゲームパッドモード」に切り替えられる。こちらはAndroidでのみ利用可能。

横向き、両手持ちに対応しており、家庭用ゲーム機のコントローラのようにゲームをプレイできる。

主な操作

  • スティック:十字キー
  • 電源ボタン:スタートボタン
  • Aボタン:Aボタン
  • Bボタン:Bボタン
  • Cボタン:スマホゲームでは使用しない
  • Dボタン:スマホゲームでは使用しない

ゲームにもよるが、複数のゲームパッド対応のタイトルなら問題なくプレイ可能。画面は『Snowboard Party2 Lite』

3. VRモード

@+Cボタンで、「VRモード」に切り替えられる。Androidのみ対応。片手持ち用のモードで、メニュー画面の操作も比較的しやすい。

VRゴーグルをかけた状態でもアプリを起動させやすいモードといえるだろう。

主な操作

  1. Cボタン:決定、銃を撃つなどの操作
  2. 背面下ボタン:キャンセル、戻るなどの操作

画像は『Zombie Shooter VR』。こうした目線で選択したり、攻撃したりするようなVRコンテンツでは利用できなかった。あくまで、タップやコントローラでの操作が必要となるコンテンツに限って使えるようだ

このモードでもメニュー画面の操作は可能。スティックでカーソルを操作し、「C」ボタンでタップする。カメラ起動時にはシャッターも押せるので自撮りモードとしても利用できる

VRコンテンツ中でも、自分でタップなどをするタイプのゲームをする際に、コントローラーとして使うことは可能。

ただ、利用できるアプリはコントローラー前提のゲームが多く、使えるボタンが限られるこのモードでは、一部の動作しかできない場合が多い。

「銃を撃つのみ」といった単純なもの以外は、素直にゲームパッドモードを利用した方が扱いやすいといえるだろう。

4.マウスモード

@+Dボタンで、「マウスモード」に切り替えられる。Androidでのみ利用可能。

スティックを動かすと矢印のカーソルが表示されるようになり、あたかもPCのマウスのように使えるようになるモード。

筆者が試した限りでは、接続時には必ずこのモードからスタートするようになっているようだ。

主な操作

  • スティック:カーソル操作
  • STARTボタン:電源操作
  • A/背面上ボタン:クリック(タップ)操作
  • B/背面下ボタン:ホーム画面へ戻る
  • Cボタン:音量を上げる
  • Dボタン:音量を下げる
  • A/背面上ボタンを押しながらスティックを倒す:倒した方向へスワイプ

背面のボタンでタップ、戻るの操作ができるので、非常に片手で扱いやすい。マルチタスクボタンがほしかったのだが、残念ながらないようだ

VRゴーグル着用時の使用感

最初に紹介したコントローラーと比較すると、片手で操作しやすいボタン配置や、ゲームパッドとしても対応しているアプリが多い点から、非常に便利な印象。

ゴーグル越しに見たメニュー画面から目当てのアプリを選択、起動するにはコツがいることには変わりないが、スワイプ操作などが片手でしやすい分、こちらの方が使いやすい。

スマホに合わせて、コントローラーも横に向けるとスティックとカーソルの移動方向が同じになるので混乱しない。メニュー画面の見づらさは、片目だけをあけることで対応してみよう

今回試した限りでは、ゲームパッドとしての動作に問題はなかった。まったく問題がなくて驚いたほどだ。

不満があるとすれば、今が何モードなのか、ちゃんとモードは切り替わったのかなどが特に表示されないところ。

モード切り替え用の対応ボタンを覚えないといけない点もネック。やはり使用には慣れが必要となるかもしれない。

同時長押しすると、点灯したランプがやがて点滅する。筆者はこれをモード切り替えのサインとして利用している

よかった点

  • 背面ボタンのおかげで片手でスワイプ操作がしやすい
  • VRゲームに対応したモードがある
  • ゲームパッドとしてもじゅうぶん使える

期待はずれな点

  • iOSではゲームパッドやマウスとして使えない
  • モードの切り替えボタンを覚えなくてはならない
  • ペアリングの際になかなか認識してくれない

価格やコンパクトさを考えるとじゅうぶん満足できる内容。

VRゴーグルと併用することに限らず、初めて買うワイヤレスコントローラとしておすすめの商品。

サンディー

  • 購入価格:1,299円
  • メーカー:上海問屋
  • 本体サイズ(レンズ):67(幅)×37(高さ)mm
  • 本体サイズ(クリップ):65(幅)×19(高さ)mm
  • 対応スマホ:スマホのカメラを挟められれば利用可能
  • 重量:30g

スマホで簡単に3D映像が撮影できるレンズ

「サンディー」は、スマホのカメラにつけて画像や動画を撮ると、3D映像が撮れるようになるレンズ。

本体部分はレンズとクリップに分かれている。使い方は箱に記載されているが、英語と中国語での説明

まずは、レンズとクリップを組み立てる必要がある。クリップの先の穴にレンズを取り付けよう。

右がクリップ、左がレンズ。溝に合わせてレンズを回しながら取り付けよう

組み立てが完了したら、スマホのカメラに装着する。カメラ部分をクリップで挟み込むようにして利用する。

これさえできれば、一応どんなスマホでも対応可能なようだ。

クリップ部分にはラバーパッドのようなものが貼られているので、スマホを傷つける心配はない。取り付ける際は、鏡のついた側からのぞき込んで穴にカメラがくるようにしてみよう

実は、これだけでは上手に3D映像をとることができない。カメラ側でちょっとした調整をする必要がある。

レンズの外枠が映らない位置まで、カメラをズームさせる。これをやらないと3D映像がきちんと表示されない

調整が完了したら、あとはそのまま写真や動画を撮るのみ。

撮った映像をVRゴーグルでみると、2画面に分割された映像が立体的に表示される。

サンディーの使用感

残念ながら、本格的なVRコンテンツを見たときのような迫力や驚きはなかった。

ちょっと立体的に見えるくらいに思っておこう。

2分割された画像や映像がVRゴーグル越しに見ると1つに見えるようになる。たしかに立体的に表示はされるが、飛び出るくらいのものは想像しないほうがいい。3DS程度

一方で、取り付けや準備などにおおげさな装置が必要ない点は評価したい。

あまり撮影知識のない方でも扱いやすいものであるといえるだろう。

よかった点

  • 簡単に3D映像が撮れる
  • おおげさな装置などが必要ない

期待はずれな点

  • 撮影した3D映像にあまり驚きがない
  • カメラ側で調整しなければいけない

映像にそれほど驚きはないが、手軽さは魅力。

3Dコンテンツを個人で簡単に投稿したい方にはおすすめのアクセサリーだ。

ニンジャマスク

  • 購入価格(10枚セット):580円
  • メーカー:
  • 本体サイズ:224(幅)×175(高さ)3mm
  • 対応スマホ:顔に装着さえできれば利用可能
  • 重量:1g

汗や皮脂が気になる人のためのアイマスク

「ニンジャマスク」は、VRゴーグル着用時に併せて使う衛生布。汗や脂などでゴーグルが汚れることを防いでくれるものだ。

マスクは10枚セットから最大1,000枚セットまで購入可能。包装は透明な袋のみ

使い方はゴーグル装着前にマスクをつけるだけ。マスク中央の穴に目がくるように装着しよう。

いちおう裏表、と上下がある。顔側が裏になる。耐久性やつけ心地を考えると、きちんと装着した方がいいだろう

つけるときは鼻をフックとして装着し、マスクのフチが視界を遮るようならおでこの方にずらしてみよう。きちんとつければ意外にぴったりとフィットする

ニンジャマスクの使用感

マスクとゴーグル装着の際にコツがいる印象。マスクをつける段階でおでこ側へフチを引っ張った方が万全。

ゴーグルをつけるときは、頭の方からスライドさせるように装着してしまうと、マスクがずれて視界を遮ってしまうことがあった。

スライドさせずに、マスクの上からゴーグルを覆うように着けてみよう。

水泳のゴーグルをかけるときのようなイメージで、ゴーグルを前に引っ張りながら目の部分を覆うようにすると上手に装着できる

マスクをつけた感触は、それほど気にならないもの。肌にやさしい素材でもあるので、違和感なくゴーグルを利用できた。

マスク越しには、汗や脂などがゴーグルにつくことはなかったので、衛生布としての役割はじゅうぶん果たしているといえるだろう。

マスク、ゴーグルの装着さえちゃんとできれば、非常に快適に利用することができた

よかった点

  • 汚れがゴーグルにつかない
  • ゴーグル使用中に邪魔にならない

期待はずれな点

  • ゴーグルをつける際にコツがいる
  • ずれたまま使うと目に入って痛い

ゴーグルは洗えないものなので、清潔に保つためには有用な商品。

高いVRゴーグルを使う場合、特に体験会などで複数人が同じゴーグルを使うようなときに重宝しそうだ。