【Ingressのある生活】第4回: 公式イベントも開催! Ingressエージェントなら横須賀に行くしかありません

あちらこちらの地域で観光するのにもピッタリなIngress。人知れず眠っていた観光遺跡がポータルとして登録されているケースもあり、遠征派にとっては、かの地の歴史に思いを寄せるのもまた楽しみの1つになりまして。

 Ingressを使った自治体の観光施策

実際にIngressを使った観光施策を行っている自治体もあります。その代表格が、神奈川県の横須賀市。海も山も島もあるし、アメリカ軍横須賀基地もある港町として、古くから映画やドラマのロケが行われたり、アニメの舞台となって、聖地巡礼を行うファンが多く訪れていた土地です。

そこで横須賀市観光企画課の矢部賢一さんと古崎絵里子さんに、横須賀市とIngressとのなれそめを聞いてきました。

Ingressとの関係は、2014年のiPhone版リリースのあとに市役所の中の人が本気でハマり、「STRATEGY BASE FOR INGRESS IN YOKOSUKA」というガチすぎる情報サイトを公開。こちらで紹介されている横須賀の秘境ルートこと鷹取山ハイキングコースミッションはマジ登山。足腰が強い人でないとクリアできなさそうな難易度。こういうミッションを「おすすめ!」としてしまうあたり、本気っぷりがうかがえます。

12月25日のクリスマスには記念艦三笠&猿島のイングレス体験取材ツアーを実施。地元のレジスタンスがツアー開始時間を見計らって猿島を巨大CFで覆うという、実にIngressらしい展開となりました。

続いて横須賀市は、さまざまな独自ミッションをセットしてプレゼントキャンペーンを行ったり。イングレススカジャンを作ったり、いち早くIngress観光施策を行った岩手県(岩手県庁ゲームノミクス研究会)と連携して横須賀と岩手県を訪れないとメダルがもらえないミッションや、横須賀市と縁が深い偉人のミッションを作ったり。ほんと、Ingressをやるにはもってこいの土地なんです。

そして、現在開催されているのが、劇場版アニメの『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』公式ミッションです。横須賀も舞台となる作品で、劇場版の公開と共になにかやりましょう、という打ち合わせの際に「Ingressでもやりたいですね」となったとか。これがきっかけとなって、同作品に登場する12のキャラクターのミッションが作られ、イベント公式ミッションを2つクリアでオリジナルステッカーをプレゼント、ミッション12個を順番通り並べると抽選で非売品オリジナルモバイルバッテリーがあたるんです。

すでにクリアされた方の攻略メモはこちら

同時に要塞港「横須賀」グルメスタンプラリーも開催中。

劇場版 蒼き鋼のアルペジオ –アルス・ノヴァ- Cadenzaのコラボイベントですが、あっちこっちを歩き回るIngressですもの。ごはんに、小休止に、打ち上げの飲み会に行くしかないでしょう。全8店8メニューのうち、4品制覇/全品制覇でそれぞれプレゼントがもらえますよ。

こちらはモアイモ食堂でいただけるヒエイの生徒会長バーガー。赤いバンズにヒエイの焼き印入り! これがまたジューシーで美味なんです…。満足度、高し。

MIKASA CAFÉのイオナドックもいただきました。特製ソーセージがぷりっぷりだし、野菜はシャキシャキ。ヒエイの生徒会長バーガーもそうでしたが、パンがうまーい。

10月31日にはIngress公式イベントの1つ、『Ingress Mission Day Yokosuka』が開催されます。北から追浜、横須賀中央、観音崎、衣笠、浦賀、久里浜と、広範囲にわたって目的となるミッションがセットされます。

メイン会場となる横須賀芸術劇場は横須賀中央地区にあります。こちらで10:00に記念写真撮影(参加必須ではありません)、参加メダルがほしい方は対象ミッションをクリアしたら12:00~18:30の間にチェックインを行う必要があります。

さらに14:00からNiantic川島優志氏×吉田雄人横須賀市長の対談、14:30からはプレゼント大会が開催されます。ゆえに、ライトに楽しみたい方は横須賀中央から回るといいかも。

『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』公式ミッションとIngress Mission Day Yokosuka。両方楽しみたいなら1日では足りないでしょう。ここは1つ、お泊まりコースで行くのもありかも。Ingress割でお得に泊まれるホテルやドリンクサービスなBARもありますし!

(c)Niantic, Inc.