Miitomo【ゲームレビュー】

3月17日、任天堂が初のスマートデバイスタイトル『Miitomo』をリリース。家庭用ゲーム機でおなじみの似顔絵キャラクター「Mii」を使い、友達とのコミュニケーションが楽しめる。

Miiを使ってやり込みコミュニケーション!

任天堂のスマホ参入作第1弾は、Miiを使ったコミュニケーションアプリ。

概要はこちらで書いてるように、Miiを通して友達との交流を楽しめるものだが、ただのツールではなく、さまざまなやり込み要素を含めた奥が深いものになっている。

以下では、本作をより楽しむためのステップを紹介していこう。

ステップ1:Miiを作成する

本作をプレイするためには、当然Miiが必要になる。Miiは自分でパーツを組み合わせて作るほか、スマホのカメラで自分の顔をスキャンして自動的に生成することもできる。

外見だけでなく、声や性格も設定可能。できるだけ自分に近づけて作ると、親近感もわくというもの

これらはすべて筆者の顔をベースに作られたMiiだが、スマホのカメラで撮影すると、撮る角度やタイミングで差ができた。少しスマホから離れて、腕を固定して撮るといいだろう

1から作るだけでなく、Wii Uやニンテンドー3DSからの移行も可能。『Miiスタジオ』で「QRコードをつくる」から読み込もう

ステップ2:自分のMiiとコミュニケーション

上記のいずれかの方法でMiiを作ったら、自分の情報をインプットするためにコミュニケーションを取っていこう。

Miiをタップするとプレイヤーに質問を投げかけてくるので、答えてあげよう。答えた内容は「アンサー」としてたまっていき、Miiがそれを基にフレンドと情報交換していく。

また、フキダシにフレンドの顔が出ている場合は、そのフレンドについてのアンサーを教えてくれる。

質問に答えると、アイテムを買うための「Miitomoコイン」がもらえる。答えを保留した質問についても、あとから回答ができるようになっている

ステップ3:ショップでコーディネイト

質問に答えてコインを入手したら、ショップに行って服や靴などのアイテムを購入しよう。ここがいちばんのやり込み要素であり、アイテムの数はかなり多彩。

それぞれのアイテムは随時追加されていくほか、日替わりのラインナップもある。毎日こまめにチェックしておこう。

また、コインは質問に答えるだけでなく、フレンドのアンサーを聞く、ログインボーナスでもらうなどでも入手できる。たくさんためて、気に入ったアイテムを購入しよう。

ショップの様子。気になるアイテムをタップすると、Miiが着て見せてくれる。どんな姿になるか、一目瞭然だ

アイテムには性別の制限がないようで、こんな無茶も!

「おとしてMii」で新たなファッションを

アイテムはコインで購入するほか、ミニゲームの「おとしてMii」でも入手できる。

ピンボールのようになっていて、目当てのアイテムを狙ってMiiを落とし、うまくアイテムのところに着地できれば入手となる。

1回のプレイに、500コインかゲームチケット1枚が必要になる。タイミングと落とす位置が重要

ステップ4:Miiフォトを撮影

Miiのファッションが決まったら、次は「Miiフォト」を撮影してみよう。

デフォルトのパーツも多数あるのに加え、拡大・縮小・回転など、加工も思いのまま。

さらに、スマホ内の写真を背景にすることもできるので、オリジナリティの高い写真が作れる。

操作はかなり直感的。誰でも簡単に加工ができるように工夫されている

素材を組み合わせることで、このようなオリジナル写真が作れる。フレンドのMiiも写真に入れることができる

フレンドを増やしていこう

いろいろと凝ったものを作ったら、たくさんの人に見せたいというもの。

本作では、対面認証のほか、ツイッター、フェイスブックとも連動させてフレンドを増やすことができる。

SNSとの連動は本作と非常に相性がよく、現実世界での友達とより仲よくなれそうだ。

フレンドのMiiも、自分のMiiと同様にコミュニケーションが取れる。まれに、プレイヤーのところに遊びに来る場合も

コインの購入方法

コインの購入は、ショップに入って、上部にあるコインのところをタップすれば購入画面に移行できる。

ショップのほか、「おとしてMii」のプレイ画面からも購入できる。メニューには「コインの購入」という項目がないので注意

じっくりと楽しめる新しいコミュニケーションツール

ファッションのバリエーションが多彩で、Miiフォトもかなり手の込んだものが作成可能。

単なるコミュニケーションツールと侮るなかれ、なかなかのやり込みもできる。

バッテリーの減りが少々気になったものの、さすがは任天堂といった感じで、幅広い年齢層に受け入れられそうといった印象。

ツイッターやフェイスブックに続く、新たなコミュニケーションツールとして、広まりを見せそうだ。

  • 使用した端末機種:XPERIA Z3 Compact(SO-02G)
  • OSのバージョン:Android 5.0.2
  • プレイ時間:約3時間
  • 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.0
  • 課金総額:0円

※本アプリの対象年齢は13歳以上です
※アプリは無料ですが、アプリ内課金があります

(C)2016 Nintendo