クラロワ【攻略】:「!」マークとターゲット【バトルで勝つためのコツ その2】

クラロワでは、意外と知られていないバトルのコツがある。今回は、だれもが1度は見たことがあるであろう「!」マークと知っていれば間違いなく有利になるターゲットの取り方について解説していく。バトルでの勝率を上げるための参考にしてほしい。

  1. 「!」マークとは?
  2. ターゲットの取り方について

「!」マークとは?

バトル中、相手のユニットに「!」マークが出たことはないだろうか。ゲーム内では詳しい説明がないが、この「!」マークはプレイヤーに非常に大事なことを伝えてくれるメッセージなのだ。

「!」マークは、ユニットなどの配置場所を決めるときに現れる。敵ユニットが赤くなり、独特の効果音が鳴るのも目印になる

敵の近くにユニットを配置するときによく現れる「!」マーク。しかし、敵の目の前に配置しようとしても出ないこともある。では、どんな条件で出現するのだろうか。

「!」マークは危険のサイン

「!」マークは、敵ユニットの「攻撃範囲」内に配置しようとすると出現する。「呪文」以外のカードは必ずカードごとに「配置時間」が設定されているので、すぐに行動を開始することができない。

このことから、「!」マークは「今そこに配置すると、配置時間中に一方的に攻撃を受けることになる危険性がある」ということを教えてくれる合図となっているのがわかる。

「配置時間」は、カード詳細から確認できる。ほとんどのカードが「1秒」だが、なかには「3秒」「5秒」と行動までに時間のかかるカードも存在する

ここで説明した「攻撃範囲」には、「射程」だけでなく「攻撃目標」も考慮されている。

たとえば、攻撃目標が「地上」の「ミニP.E.K.K.A」の目の前に飛行するユニットの「ガーゴイル」を配置しようとしても、ガーゴイルはミニP.E.K.K.Aの攻撃目標にはならないため、「!」マークが現れることはない

序盤のアリーナでは、この「!」マークを理解していないプレイヤーが多いため、これを理解しているだけでも勝利に一歩近づける。

次に、具体的な「!」マークの有効活用方法を紹介しよう。

盾役を配置するときのタイミング決めに

タワーを守る盾役を配置するとき、あまりに早く配置してしまうと敵陣で交戦することになったり、射程の長いユニットを自陣に誘い込みたいのに安全な敵陣で射程に入った結果、一方的に攻撃されてしまったりすることがある。

こんなときに「!」マークを活用すれば、ある程度ではあるがこのような失態を犯さなくてすむようになる。特に、後者の射程距離の長いユニットに対処するときに有効だ。

赤いゾーンを抜け「!」マークが出ている状態で配置すれば、確実に自陣で早めに待ち受けて「タワー」を防衛することができる。配置が遅すぎると、ユニットではなく「タワー」を攻撃されてしまうので注意

「!」マークが出ていても……

「ある程度」と記述したのは、「!」マークが出ていても確実に配置したユニットが攻撃対象になるとは限らないからだ。

すでに敵ユニットが配置されるユニット以外を攻撃し始めている場合、「!」マーク範囲内に配置してもそのユニットにターゲットが移ることはない。

このようにタワーへの集中攻撃が始まっている状態では、この場所に配置してもタワーへの攻撃は収まらず、「ゴブリン」が攻撃されることはない

しかし、この状態であれば配置するユニットのヒットポイントは削られないというように考えることもできる。

反撃したい場合はタワーを護衛するのではなく、あえてタワーを盾役にして敵ユニットを一掃したあとにヒットポイントが多く残ったユニットたちで攻め込むという戦術もアリだ。

逆に、タワー攻撃中に攻撃目標とならない場合は「!」マークが出ないこともある。これらの差は現状判別できないが、盾役を配置するときはタワー攻撃開始前がいい

また、この「!」マークについては「クラロワTV」や「戦績」のリプレイでは確認することができない。「!」マークをうまく活用するためには、実際に何度もバトルをして慣れるしかない。

ターゲットの取り方について

ユニットのターゲットの取り方には法則性がある。これがわかれば、タワー防衛がより楽になる。ぜひ頭に入れておこう。

1度攻撃し始めたら釘づけ

基本的にユニットは、攻撃し始めるとその対象がなくならない限り、自身が倒れるまで攻撃し続ける。周りにどんなに大量のユニットが配置しようともそれが変わることはない。

この仕組みをうまく利用することで有利にバトルを進めていこう。

対ベビードラゴンに有効

今回は「ベビードラゴン」を例に、ターゲットの取り方を見ていこう。

広い範囲攻撃で低コストのユニットを一気に焼き払うやっかいなユニットだが、ターゲットの取り方をうまく利用すればほとんど被害なく対処することができる。

「ベビードラゴン」の対処に「ナイト」を配置。ナイトは攻撃目標が「地上」なので、ドラゴンに近づいても気にせず進軍し続ける

ドラゴンが1度ナイトを攻撃し始めたら、たとえ自陣に戻ることになろうともナイトを狙い続ける

この状態であれば、本来なら範囲攻撃ですぐにやられてしまう「アーチャー」を配置してもターゲットされないため一方的に攻撃でき、自陣にいればタワーも攻撃してくれる

攻撃対象は「攻撃目標」中、いちばん近い敵

次に、攻撃をし始めるまでのターゲットについてだ。各ユニットにはそれぞれ「地上」、「空中」などといった「攻撃目標」が設定されている。

配置されたユニットは、「攻撃目標」に該当するユニット、建物を目指して進行していく。たとえそれが自陣に戻る方向であっても、攻撃を開始してなければ現在の位置からいちばん近い目標が優先される。

もともとは「キングタワー」を目指していたホグライダーだが、キングタワーより近い位置に攻撃目標の「建物」である「墓石」が配置された。配置された瞬間、墓石に向かって進行し始める

このように、攻撃目標さえ知っていれば敵ユニットのターゲットを自在に操ることができる。前述のとおり、1度攻撃してしまうまでは有効なテクニックなので、防衛するときに有効活用していこう。

「!」マークについてはまだ理解していないプレイヤーも多い。これらのテクニックを活かして「トロフィー」を増やしていこう。

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