キラリと光る「ちょゲつく」の名作ピックアップレビュー

30タイトル以上ある「ちょゲつく」の中から、編集部おすすめの4本をピックアップ! ちょっとした空き時間に、適度に遊べるゲームを紹介する。

時間制限なしで謎解きが楽しめる『ドランク・ルーム!』

最初に紹介するのは、『ドランク・ルーム!』。本作は結婚式直前の花婿である主人公が、友人たちによって部屋中に仕掛けられたイタズラを解いていくという脱出ゲームだ。

ゲームは主人公視点で始まり、フル3Dで表現された部屋の中を詮索していく。いたるところにヒントが隠されているほか、コミカルなストーリーのおかげで、非常にサクサクと進められるのが特徴。また、時間制限もなく、じっくりと腰をすえて謎に取り組むことできるので、ちょっとした暇つぶしに最適のゲームといえる。

なお、どうしても先に進めない状況になった場合でも、システム上でヒントを確認することができるため、脱出ゲームで遊んだことがない方でも、気軽にプレイできるだろう。

操作はドラッグで視点を動かしながら、気になるところをタッチするのみ。ものによっては見る角度によって新たなヒントが見つかることもある。そのため、なんでも隅々までチェックするのがポイントだ

本作のポイント:自分のペースでプレイ

時間制限がないということは、慌てることなく自分のペースでゲームを進めることができるということ。とくに本作では、主人公の心の声を描いたコミカルチックなストーリーも楽しめる。万人受けしやすいネタも満載なため、ゲームを進めるごとに自然と物語に引き込まれていくはずだ。

ちなみに、この『ドランク・ルーム!』にはシリーズ第2弾も配信されており、謎解き要素はもちろんのこと、スケールや演出もよりパワーアップした内容となっている。1作目をプレイしたことのある方は、ぜひ続編も遊んでみてほしい。

サクサククリアできる『ボク本当は勇者なのにっ!!』

続いて紹介するのは、終盤でも各ステージをクリアするのにおよそ1分しか時間がかからない、超早解きスマホゲーム『ボク本当は勇者なのにっ!!』だ。

本作は、魔王を倒してくるといって旅に出たはずの勇者が、朝起きるとなぜかスライムになっていたというところからスタート。魔物と勘違いして襲いかかってくる戦士や魔法使いの攻撃から、スライムになった勇者を操って逃げまくることが目的のアクションゲームだ。

敵ごとに多種多様な攻撃が繰り出されるほか、さまざまなギミックなども登場する。そのため、それらの攻撃範囲などの特性をしっかり覚えておくことが、攻略のコツとなってくる。

上下左右にフリックして、スライム勇者を攻撃範囲から逃すのが基本操作。最後まで攻撃を受けずにやり過ごせば、ステージクリアだ。簡単そうに思えるが、敵の数が残りすくなくなるにつれて攻撃が激しくなり、先読みした動きが必要になる

本作のポイント:クリアは早いが、コンテンツは豊富

1分で1ステージクリアできるゲームが役立つ状況というと、通学中の電車の中やちょっとした待ち合わせの時間などの、手持ちぶたさをなくしたいときが考えられる。しかし、1分で1ステージといったハイペースでゲームを進められるとなると、すぐにエンディングを迎えてしまうんじゃないかと心配になる方もいるはず。

しかし、本作には100種類以上のステージが登場するので、その心配はご無用。また各エリアごとに発生するギミックも変化し、かなりの手ごたえを感じられるはずだ。全国のプレイヤーとスコアを競いあう「エンドレスモード」もあるため、長い期間遊べるゲームでもある。

みんなで遊べる『天罰カメラ』

ストーリーやアクション要素のあるゲームではないが、みんなでワイワイとパーティー感覚で楽しめるのが『天罰カメラ』だ。

使い方はとてもシンプル。みんなで写真を撮ったあと、天罰ボタンを押すと、写真にいる誰かにタライが落ちてきたり、ハチの集団が襲いかかってきたりなどの、さまざまな天罰がくだるというもの。飲み会やカラオケなど、複数人がいるイベントの席には、ピッタリのスマホゲームといえるだろう。

選べる天罰はぜんぶで4種類。天罰ボタンを押すと、写真にいる3人のうち誰か1人に、天罰が下る。天罰が落ちたあとの写真は、ゲーム内に保存したり、ツイッターやLINEなどでシェアすることもできるので、その日の記念として、ぜひ保管しておこう(こちらは編集部の皆さん)

本作のポイント:罰ゲームなど、誰か1人を決めるのに便利

飲み会の席などで誰が幹事をするか決まらないときや、罰ゲームを受ける人を決めるときなど、複数人でいるとさまざまな意見がでてくるので、話が進まないだろう。そんなときに、まったく知らない人にいきなり答えを求めるのも無理な話。そこで、最終的な結論を平等な立場で導き出してくれるのが、この天罰カメラだ。これで決めれば、すべて天罰カメラのせいなので、誰しもが、たとえ上司であってもその結果に納得してくれるだろう。

超スピードクリアが可能な演歌の世界『ネヅキ漁』

最後に紹介するのは、タイトル画面にいる渋いオヤジが、ちょゲつくの中でもひときわ異彩を放っている『ネヅキ漁』だ。その、どことなく昭和を思わせる独特な雰囲気もさることながら、本作の特徴は1時間ほどでエンディングを迎えられる点にある。シネマティックフィッシングというジャンルの名のとおり、1、2時間で終わる映画を見ているようなスピード感で、ゲームと世界観を楽しむことができるのだ。

ストーリーを紹介しよう。舞台はとある港町。あることをきっかけに漁をやめた1人の漁師のもとに、ヤスという若者が訪れる。最初は冷たくあしらっていた漁師のヒサオだったが、ヤスの「妹を助けたい」という熱意に心打たれ、再び海へと戻ることを決意する……。

というように、最初からかなり渋いストーリーが展開する。その世界観がヒットする筆者のような人なら、オープニングだけで引き込まれるはずだ。ちなみに、本作では海は海でも、砂の海での漁となる。また、釣りあげる獲物も、魚とかいうカワイイものではなく、異世界からきたような巨大な「サンドワーム(ネヅキ)」が相手だ。家族のため、命をかけた漁にでる男たちの戦い、そしてベテラン漁師ヒサオの因縁の相手とは!? その結末を知りたいために、ついつい熱中してしまうだろう。

ネヅキ漁では、巨大なワイヤーをネヅキに打ち込み、それを引っ張って漁を行う。ただ引っ張るだけではネヅキの強い引きの強さに負けるので、ネヅキの動きに合わせて、ワイヤーを引いたり、ゆるめたりと、細かい加減が必要になる

本作のポイント:映画を見るように気軽に楽しめる

クリアまで1時間と聞くと短いように思えるが、本作の魅力は、その濃いストーリーにある。悲しい過去を背負ったヒサオが、ヤスの心意気に打たれて再びネヅキ漁と向き合うオープニング。調子に乗ったヤスが、ヒサオの過去を知ったことで反省し、心を入れ替える中盤。そして、ヒサオの過去に傷をつけた因縁の相手との死闘。ストーリーの合間にあるネヅキ漁のゲームがエッセンスとなり、本作を非常に魅力的な物語にしているのだ。最初を見たら、次が気になってしょうがなくなるので、1時間という短さがちょうどよく思える。

なお、クリア後は「フリーモード」がアンロックされ、好きなだけネヅキを釣ることができるようになる。釣果は全国ランキングという形で順位がつけられるので、今度はネヅキ漁のトップランカーを目指すという遊びを楽しめる。

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