【音ゲーデビュー応援企画】第1回: 音ゲーのコツとおすすめゲーム

  • YU
  • 2016年01月05日

スマホゲームにはさまざまなジャンルがあるが、みなさんはどんなゲームが好きだろうか。筆者は音楽に関連したゲーム(通称:音ゲー)が好きなのだが、音ゲーは「興味があるけど敷居が高そうで避けている」という人も多いと聞く。そういった方が音ゲーにデビューするために、プレイのコツや魅力的なタイトルについてお届けしていこう。今回は簡単なコツと音ゲーのなかでも王道的なタイトルをいくつか紹介していくので、冬休みを利用して音ゲーデビューをしてみよう。

音ゲーをプレイしてみよう!

音楽ゲームといっても内容は多彩で、リズムに乗って画面をタップするシンプルなものから、キャラクターを育成する要素を含んだもの、中には自分で譜面が作れるものもある。

収録されている楽曲のジャンルもさまざまで、J-POPやテクノ、アニメやVOCALOID系などなど。J-POP系は特にヒットした曲が収録されやすいので、聞いたことがない曲ばかり、ということにはなりにくいだろう。

どのゲームも難易度が幅広く、単純なタップ操作だけでクリアできるものもあり、ライトユーザーでもじゅうぶんに楽しめるようになっている。

今回は、音ゲーデビューしたいという方のために、プレイのコツとおすすめのゲームを紹介していこう。

ゲームを始める前にやること

ゲームをダウンロードしたらさっそくプレイしたいところだが、その前にやっておきたいことがある。それは「判定タイミングの設定」だ。デバイスによってはデフォルトの状態だと判定がずれている場合があるので、設定できるゲームの場合は一度チェックしておこう。

だいたい音に合わせてタップするだけで自動設定できるものが多い(画像は『Deemo』)

1. 曲のリズムを覚えよう

とても基本的なことだが、リズムを知っている曲をプレイするよりも知らない曲をプレイする方が明らかに難易度はアップする。曲によっては途中でテンポが変化するもの(通称:ソフラン曲)もあるので、まずは曲を聞きこんでリズムを知っておくことが大切。

そのため、リズムを知らない楽曲をプレイする際には、自分が適正だと思うレベルよりも一段階低めの難易度を選択しておいたほうが無難だろう。

基本的にどのゲームも、1つの曲に対して3~4段階ほどの難易度がある(画面は『グルーヴコースター 2 オリジナルスタイル』)

2. 自分に合ったスピードを設定

ゲームによっては譜面のスピードを設定することができる。基本的にスピードが遅いと見逃すことはないが、その分、譜面が詰まって見にくいことがある。

逆にスピードが速いと譜面の間隔が広がって見やすくなるものの、速すぎると画面に表示されてから判定ラインまでにたどり着く時間が短くて、見逃してしまう可能性が出てくる。

曲によってテンポ(BPM)が異なるので、曲ごとに自分にあったスピード設定をしよう(画像は『Deemo』)

3. ゲームに合わせて視点を変えよう

ゲームシステムにもよるが、『SHOW BY ROCK!!』のように判定場所が固定されているものは判定場所よりも少し手前を見ておきたい。先に目でどのように手を動かすべきか理解しておくことで、プレイに余裕ができる。

『DJMAX TECHNIKA Q』のように判定場所が移動していく場合は、移動していく判定の先を見るようにしよう。また、『jubeat plus』のように判定場所が画面全体の場合は、画面中央を見て全体に意識を持つことが重要になる。

4. デバイスの持ち方

デバイスの持ち方は人それぞれだと思うが、おそらくデバイスを持ちながら両手の親指でプレイするか、デバイスを机やひざの上などに置いてピアノのように両手をフルに使ってプレイするかのどちらかが多いだろう。

前者の場合はデバイスを持てる状態ならどこでもできるため、ベッドやソファで横になってプレイすることも可能。しかし、3つ以上の同時押しや、片方の画面に連打が続くと指が疲れてしまうなどのデメリットもあり、譜面の難易度が上がってくると対応しにくくなってくる。

後者の場合はデバイスを置く場所が必要だが、両手をフルに使えるため、3つ以上の同時押しも難なく対応することができる。また、連打が激しい譜面も、両手を交互に使うことで指の負担を軽減することが可能だ。

どちらのプレイスタイルも一長一短なので、自分に合った持ち方を考えてみるといいかもしれない。

シンプルな音ゲーおすすめ4選

プレイのコツをレクチャーしたところで、ここからはおすすめの音楽ゲームを紹介していこう。今回はシステムがシンプルなタイプを4つピックアップ。

『jubeat plus』

全国のアミューズメント施設でも稼働している『jubeat』のスマホ版。縦横4×4マスの判定箇所が存在し、マスに表示されるエフェクトで判定タイミングを見極めていく。難易度はBASIC、ADVANCED、EXTREMEの3種類。

無料で遊べる楽曲もあるが、4曲1セットになっている「パック」を購入することでさまざまな曲をプレイすることができる。

画面を広く使う上に4つ同時押しなども存在するため、デバイスを置いて両手でプレイするスタイルを推奨したい。また、デバイス自体が大きければ大きいほどプレイしやすいので、iPadがいちばん向いているだろう。

『DJMAX TECHNIKA Q』

  • メーカー:Neowiz Games

画面が上下に分割されており、判定ラインが横にスライドして端までいったら、上から下、下から上へと移動していく。2LINESと3LINESそれぞれに3段階の難易度があるため、1つの曲に対して6種類の譜面が用意されている。

こちらも無料で遊べる楽曲があり、課金をすることで楽曲を追加することができる。筆者ははPC版をプレイしたことがあるのだが、知っている楽曲がいろいろ配信されていて、ちょっと懐かしい気分になった。

『グルーヴコースター 2 オリジナルスタイル』

ジェットコースターのようにレールの上を流れていくアバターとターゲットが重なるタイミングでタッチ! 難易度はEASY、NORMAL、HARDの3種類で、楽曲によってはアーケードモードも存在するので1つの曲に対して3種類か6種類の譜面が登場する。

本作はアドリブという独自のシステムを搭載しており、見えないところにターゲットが隠されている。楽曲のリズムに乗りながらターゲットがないところでタップし、「AD-LIB」と表示されればスコアアップ!

また、手をたたいたり、机をたたいたりと音を使ってプレイできる「オリジナルスタイル」という操作方法もある。無料で遊べる楽曲が30種類以上も存在するので、ひとまずダウンロードしてみるのもアリ。

『Deemo』

  • メーカー:Rayark

画面上から下に向かってノートが下りてくるという、音楽ゲームでは王道のシステム。難易度はEasy、Normal、Hardの3種類。

本作の魅力はなんといっても世界観。「音ゲーで世界観?」と思う方もいるかもしれないが、本作はゲームをクリアしていくことで物語が進行していく。主人公のDeemoと空から降ってきた少女の物語が展開していくが、ムービーに台詞はまったく存在しない。

楽曲はピアノメインのものが多く、イラストもDeemoや少女に関連したものが描かれるなど、世界観を大事に作られたタイトルだ。まだエンディングを見ていないので、じっくりプレイして最後まで見てみたい。

というわけで、今回はここまで。次回はキャラクターの育成要素もある音ゲーをいくつか紹介しよう。

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