【11/20版】ストアウォッチャー

AppleとGoogleの公式ストアが毎週更新するおすすめゲームラインナップを一気に確認。両社のおすすめゲームを比較して、エクスクルーシブタイトルの発見や、より安く遊べる良作を探ってみよう。

App Store

新作ラッシュの中休みか、ホリデーシーズン前の雌伏のときか。『Flick Color』から『もろこしボンバー』までの10タイトルが先週と同一。新作は5タイトルのみだ。せっかくの少数精鋭、1つずつ軽く説明させていただこう。

『Warhammer 40,000: Freeblade』はイギリス生まれのミニチュアウォーゲームをデジタルゲーム化したもの。タップ&シュートによる(プレイヤーの指が、という意味で)アクション性の高い戦闘と、無骨ながら魅力的なメカのカスタマイズが楽しめる。

『Lumino City』は唯一の有料タイトル。ヴィンテージ風の色調が美しい箱庭世界のパズルアドベンチャーだ。手作り風のステージは、実際に紙やミニチュアで作られたハンドクラフトワールドを撮り込んだもの。

今週のスポーツ枠を担当する『Real Boxing 2 CREED』。ボクシングをフィーチャーした稀少枠だ。Real Boxingシリーズ最新作でもあり、映画『クリード チャンプを継ぐ男』の公式ゲームでもある。ファンサービスとスポーツゲームの完成度の両立が期待される。ちなみに、前作はボクシングのリアルな再現をがんばりすぎて、ゲーム性がほとんどなかった。

『Blendoku』は色の「ブレンド」とあの数字パズル「数独」(ナンバープレイス)から作られた名前を持つ。いかにもスマホ用おしゃれパズルといった外見。色パネルを並べ替え、理にかなったグラデーションを作るルールは、数独とはだいぶ違う。

毎週1つはほしいソーシャル枠には『ルーモ ~光と闇のファンタジア~』がイン。次々とスマホRPGを送り出し続けるケムコの作品だ。ドット絵着せ替え、装備の組み合わせによる自由なキャラメイクを売りとして強く打ち出している。

iOSのみのゲーム

Warhammer 40,000: Freeblade

はるかな未来世界を舞台とした「Warhammer 40000」作品はPCや各ゲームコンソール、そしてごらんのとおりスマホ版までさまざまなプラットフォームで展開されている。ストラテジーとしてデザインされることが多いシリーズだが、本作はデカいメカ敵とバンバン撃ち合い、殴り合うシューティングアクションに。大味すぎるのではと不安になったが、やってみると意外に楽しかった。

Lumino City

新作パズルアドベンチャー。低年齢層にもよろこばれそうだが、ゲーム内容は少々骨があり、子供には難しい。ステージ内のオブジェクトはみな現実世界で実際に作られたもの。レンダリングでは味わえないリアルさと温かみを楽しむことができる。良質な作品だが、600円の高額設定、フルボイスアニメーションRPGもびっくりの2.41 GBという大容量、この2点で敬遠してしまうユーザーも少なくないだろう。

Google Play

28タイトル。『モンスターストライク』『ヘイ・デイ』『リトルノア』『マインクラフト』『Lara Croft GO』あたりのメジャーゲームは、「人気のゲーム」に固定して、もはや「今週のおすすめゲーム」カテゴリに置かなくてもいいと思うのだが。埋もれた名作の入る可能性をつぶしているような気がしてならない。

『彩独2』は、App Storeの『Blendoku』と同一作品。2つのストアで名称が異なるケースが時折見られる。『Zen Koi 禅の鯉 – 魚を交配&集めよう』は10月30日のおすすめに選ばれた『KOI – Journey of Purity
』と似たコンセプトのリラックス系。

車輪がついている系のタイトルが4つあるのが気になったので、順に紹介。アメリカンワイルドなモンスタートラックレーシング『Monster Truck Destruction』は意外にリアル系。コミカル&ライト路線のカートレース『Mini Racing Adventures』は面白いが、斜め気味の横視点が独特。『Bike Unchained』は個人的に推したいバイクトリックレーシング。ややリアルを意識したトゥーン調グラフィックもいい。『Horizon Chase – World Tour』はクラシックスタイルのアーケードレーシング。App Storeでも過去におすすめでピックアップされている。

Androidのみのゲーム

囲碁の帝王

将棋やチェスバージョンはiOS版にもあったのだが、囲碁は別なアプリと思われるものしか見つからなかった。海外でも広く親しまれる囲碁を、オンライン対戦で楽しめるアプリ。マルチ対戦に対応しており、一度に複数の対局に挑むこともできる。

Splash: Underwater Sanctuary

今月大幅リニューアルを迎えた、バーチャルアクアリウムシミュレーション。持ち物の数制限の撤廃、デコレーションのデザイン変更、ゲームバランスの見直しなど大規模なオーバーホールが行われたようだ。数々のミッションをこなしながら、自分の好みの海をデザインし、お気に入りの熱帯魚が泳ぐ様子を眺めて楽しむ箱庭タイプの作品だ。今のところiOS版は日本のストアに対応していない。

独断で選ぶ今週のおすすめ

ワードスペース

単語を見つけて指でつなぐ、軽い脳トレ系パズル。トレイラーを見て、「どうせ英単語だけだろう」と悪態をついていたがダウンロードして即反省、思い直した。きちんと日本語化されている。翻訳も珍妙系ではなく安心。異星からの来訪者チュチュに言葉を教えるコミカルなストーリーを楽しみながら、自分のペースで進められる。設定で11原語から対応言語を変えられるので、ほのかに外国語の勉強になるかもしれない。

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