Hearthstone【攻略】: バトルのルールとカードの種類

1回目の記事ではハースストーンがどんなゲームなのかを紹介したので、今回は実際にカードバトルをするときのルールと、使用するカードの種類について触れていく。

ルールの詳細とカードについて

基本的なルール、カードの見方の解説は、以前の記事で掲載したのでそちらを参照してみてほしい。本記事では、もう少し詳しいターンごとの動きと、バトルには欠かせないカードについての解説をしていこうと思う。

ゲームの勝利条件

先に相手ヒーローのヘルス(体力)を0にしたプレイヤーが勝利となる。これ以外に「降参」による勝利もある。右上の「オプション」から「降参」を選び、そのゲームの負けを認めることで、相手プレイヤーの勝利となる。

ゲーム開始時

先攻と後攻はランダムで決定される。先攻の場合、手札は3枚。後攻の場合、手札は4枚。ただし、後攻のみ「コイン」というスペルカードが手札に加えられる。

手札は一度だけマリガン(手札の引き直し)が可能。必要ないカードをデッキに戻し、同じ枚数だけ引き直すことができる。マナの重いカードばかりが初手でこないように、手札を調整したい。

マナクリスタルについて

ミニオンの召喚、スペルの発動など、カードをプレイする行為には「マナコスト」が必要となる。このマナは、ゲーム開始時に1つずつ持った状態でスタートし、ターンを重ねるごとに1つずつ自動的に増えていき、最大で10までためることができる。

使用したマナは、自分のターンの開始時に自動的に最大まで回復するので、いかに効率よくマナを使用するかも重要となってくる。なお、現在のマナクリスタルの数は、画面右の「0/0」で確認することができる。

カードの種類について

ミニオンカード

いわゆるモンスターカード。自分のフィールドにミニオンを召喚することができる。召喚したターンは眠っている(TCGでよくある召喚酔いのようなもの)ので、攻撃することはできない。

左上の数値がカードの召喚に必要なマナコスト。左下が攻撃力、右下が体力となっており、ミニオンの体力が0になると破壊されてしまう。攻撃の際は、攻撃力分の数値を相手体力に与えることができ、そのダメージは蓄積していく。多くの体力を持つモンスターは、何度も攻撃して倒す必要がでてくるだろう。

また、効果を持つミニオンも多数存在する。カード中心に書かれたテキストの効果が発動し、バトルに有利な状況を作り出せるだろう。主なアビリティは以下を参照してほしい。

  • 雄叫び:ミニオンの召喚時、即時に効果が発動
  • 突撃:ミニオンを召喚したターンから攻撃可能(召喚酔いに影響されない)
  • 断末魔:ミニオンが破壊されたときに効果が発動する
  • 挑発:相手ヒーローorミニオンは、このアビリティを持っているミニオンにしか攻撃できなくなる
  • 沈黙:ミニオン自身が持つ効果や、付与された効果を無効にできる
  • 聖なる盾:相手の攻撃を一度だけ無効にする
  • 凍結:凍結状態となったミニオンは攻撃できなくなる(反撃によるダメージはある)

他にもあるが、以上がベーシックで手に入るカードが持っているアビリティとなっている。覚えておいて損はないだろう。

スペル(呪文)カード

敵のヒーローやミニオンに直接効果をもたらすカード。ヒーローごとの特色に合った効果があり、デッキの戦術を支える非常に重要なカード群となっている。

シークレット(秘策)カード

いわゆる罠カードのようなもの。プレイすることで場に伏せられ、相手から効果がわからないようになっている。カードに書かれた条件を、相手が満たすことで効果が発動する。秘策が発動されたなら、攻撃の順番などに注意を払ったほうがいいだろう。

ウェポン(武器)カード

ヒーローだけが装備できるカード。プレイすることで、ヒーロー自身が攻撃できるようになる。ミニオンの召喚と違い、装備したターンから攻撃可能なので、相手の意表を突くことも可能である。左下の数値が装備した際の攻撃力で、右下の数値が何回使用できるかを表す耐久力となっている。耐久力が0になるとミニオンと同じように、装備が破壊される。

実際にプレイするときの注意点

手札の上限枚数は10枚。これを超えた場合、新しく引いた11枚目のカードは破壊されてしまう。以前の記事で紹介したが、ハースストーンには、TCGでよくある「デッキ切れ」による敗北はない。その代わり、ファティーグ(疲労)ダメージを受けてしまうので、いずれにせよデッキ切れには注意しなければならないだろう。

ヒーローごとの特性「ヒーローパワー」の効果を把握しておくこと。これは、次回以降の記事で詳しく紹介する。

以上の点を抑えておけば、ゲームプレイで困ることはあまりないだろう。基本的にはゲーム内チュートリアルをプレイすれば、ルールを理解するにはじゅうぶんだろう。

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