UQ mobile新機種はarrowsオリジナルモデルと新AQUOS!

10月23日、UQコミュニケーションズ新製品タッチ&トライ会にて、UQ mobileの秋冬モデルとしてarrows M04 PREMIUMとAQUOS senseの2機種が発表された。UQユーザー向けのポータルサイトも開始など、ユーザー満足度を高める戦略が明かされた。

独自モデルで幅広いユーザー層を狙うUQ mobile

今回、UQ mobileのラインアップに加わった端末は、富士通製の「arrows M04 PREMIUM」とシャープ製の「AQUOS sense」の2モデル。

新機種の発表を行う、UQコミュニケーションズ事業開発部長 前島勲氏

arrows M04 PREMIUMは、2017年夏に発売された国産SIMフリースマホ「arrows M04」のRAMと内部ストレージを増強したオリジナルモデルだ。

UQ mobileで「PREMIUM」の名を冠するオリジナルモデルを取り扱うのは、2016年秋冬モデルとして発売された「P9 lite PREMIUM」以来のこと。

カラーバリエーションは、レッド、ホワイト、ブラックの3色で展開。レッドはM04にはなかったオリジナルカラーだ

M04ではRAMは3GB、内部ストレージは16GBだったものが、M04 PREMIUMではRAMが4GB、内部ストレージは32GBへとグレードアップされている。

その他の仕様はM04から引き継いでおり、米国国防省が定めたMIL規格23項目に準拠し、1.5mの高さからコンクリートへの落下試験をクリアした耐久性がアピールポイント。

アウトドア志向な男性をターゲットとした端末となっている。

発売は10月26日を予定。

ナビゲーションバーには、ズームボタンを搭載。いかなる場面でも、ワンタップで画面の拡大が可能だが、任意の場所を中心に拡大・縮小できないのはイマイチなところ

ワンセグ用のアンテナを本体に搭載し、ストラップホールも備えるなど、フィーチャーフォン(ガラケー)由来の要素が色濃く残っているのがひとつの特徴

AQUOS senseは、ドコモやau(KDDI)でも取り扱われるAQUOSブランドの新スタンダードシリーズ。

左から、シルキーホワイト、エアリーブルー、ベルベットブラックの3色を用意。エアリーブルーはUQ mobileオリジナルのカラーとなる

高精細フルHD IGZO液晶ディスプレイをはじめ、指紋認証や防水・防塵を備えており、UQ担当者によると老若男女問わず使えるスマホであるという。

こちらは、11月下旬発売予定だ。

前面の下部に指紋センサーを搭載。長押しするとGoogleアシスタントが起動する

UQユーザー向けポータルアプリも提供

スマホ2機種のほかに、UQ WiMAX向けモバイルルーター「WX04」とUQ mobileユーザー向けの新ポータルサイト「UQライフ」が発表された。

「WX04」は、下り最大440Mbpsの「WiMAX 2+」と、エリアの広い「au 4G LTE」に対応したモバイルルーター。モバイルルーター初のビームフォーミングにも対応

UQライフは、株式会社medibaと共同で提供されるポータルサイトで、ニュースや検索サービス、天気、乗換案内を集約したサービスだ。

UQ mobileでは、節約モード(送受信最大300Kbpsの低速モード)で利用するユーザーが多いことから、テキスト情報をメインに閲覧できる「ライト表示」モードを用意している。

UQライフの通常表示とライト表示の画面。各種ニュースや気象情報閲覧のほか、データ残量の確認(UQポータルアプリへの遷移)ができる

アプリ版(Android版:10月25日配信、iOS版:12月中旬配信予定)とWeb版があり、今回発表された2機種には、アプリ版がプリインストールされるという。

また、UQライフの開始を記念して、UQサイト経由でオンライン宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム」を利用すると、宿泊料金の5%がUQ mobile月額料金から割り引かれるキャンペーンと、年賀状作成ソフト「筆王」が当たるキャンペーンが実施される。

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