ストリートファイターIVチャンピオンエディション【ゲームレビュー】

あの『ストリートファイターIV』のスマホ版が、新キャラクターなどの新要素を追加してパワーアップ! 新たに『ストリートファイターIVチャンピオンエディション』としてリリースされることになった。今回は事前にテスト版をプレイしてのレポートをお届けしよう。

スマホで極限まで再現されたアクションを見よ!

『ストリートファイターIV』(以下、ストIV)シリーズは、アーケードでリリースされ、さまざまなハードに移植された大人気の対戦格闘ゲーム。

スマホではこれまでに、iOSで『ストリートファイターIV』と『ストリートファイターIV VOLT』がリリースされている。

今回は、さらなる進化を遂げて、新たに『ストリートファイターIVチャンピオンエディション』として登場!

多彩な技をスマホの制約の中で極限まで再現した、カプコン渾身のタイトルだ。

『ストIV』シリーズといえば、登場キャラクターの多さがウリ。今回は25人ものファイターが使用可能!

ド派手なウルトラコンボや、多彩な連続技もかなり忠実に再現されている。プレイ感覚はアーケード版ほぼそのまま

スマホでもしっかり『ストIV』ができる!

格闘ゲームのスマホ版となると、誰もが気になってしまうのがその操作性。

本作では、4つのボタンとゲージのタップを使うことで、アーケード版での操作感を限界まで再現している。

ボタンは「パンチ」「キック」「必殺技」「セービング」の4つ。スーパーコンボ、ウルトラコンボはコマンド入力でも出せるが、さすがにバーチャルパッドでの入力は厳しい……

アーケード版では、パンチとキックに弱、中、強の3段階があり、全部で6つのボタンを使って操作していたが、本作ではパンチとキックが1つずつしかない。

しかし、バーチャルパッドの方向入力を組み合わせることで、かなりの数の技が出せるように工夫されているのだ。

新キャラクター「ダッドリー」のコマンドリスト。左斜め下、真下、右斜めの3方向とパンチボタンを組み合わせることで、なんと弱中強すべてのしゃがみパンチを再現!

必殺技は、アーケードと同様に、バーチャルパッドのコマンド入力+ボタンで発動可能。

ただし「カンタン必殺技」をONにしておけば、必殺技ボタンですぐに必殺技が出せるので、コマンド入力が苦手な人も安心だ。

カンタン必殺技は、オプションからいつでも設定可能。OFFだと必殺技ボタンが手持ちぶさたになってしまうので、とりあずONにしておくのがおすすめ

方向入力と必殺技ボタンで、ほとんどの必殺技がワンタッチで出せるようになる

また、『ストリートファイターIV VOLT』では未対応だったMFiコントローラーに、ついに対応。

コントローラーを持っているなら、快適なプレイができるのでぜひ使ってみよう。

EXセービングを絡めた、いわゆる「セビ滅」コンボも、コントローラーならだいぶやりやすい。

筆者がコントローラーで挑戦したセビ滅動画。家庭用をコントローラーでプレイするのと、ほぼ変わらない感覚だった

多彩なモードで腕を磨こう!

シリーズの醍醐味である対戦も、もちろん可能。Wi-Fiを使ったオンライン対戦に対応している。

試合結果によってBP(バトルポイント)が変動していくランクマッチと、ポイントを気にせず戦えるフリーマッチがプレイできる。

対戦では、称号やアイコンの購入に使える「ファイトコイン」を入手可能だ。

また、対戦以外にもモードが充実していて、

  • ソロプレイ
    ・CPU戦相手に素早くクリアを目指す「アーケード」
    ・CPUの敵キャラクターを何体倒せるかに挑戦する「エンドレス」
    ・キャラクターごとのコンボに挑戦する「チャレンジ」
    ・好きなだけ練習ができる「トレーニング」
  • ショップ
    「称号」「アイコン」の購入が可能
  • その他
    ボタンコンフィグや「プレイヤーカード」の設定が可能

といったモードがプレイできる。ひとまず、トレーニングでプレイ感覚をつかんでみるといいだろう。

メニュー画面は、家庭用シリーズに近い感じになった。現在のBPとランク、全国での順位が表示される

アーケード

CPUが操作する敵キャラクターを倒していき、どれだけ早くクリアできるかにチャレンジするモード。

先に進むほどCPUは反応がよくなり、手強くなっていく。

最後にはシリーズ恒例のボス「ベガ」が待ち受けているが、ベガまでラウンドを落とさずに倒すことができれば、隠しボスとして「豪鬼」が出現!

ランダムで敵キャラクターが登場するので、順番に倒していこう。ボス前には、自分が使っているキャラクターのライバルが出現!

ベガは、強力な突進系の必殺技を使ってくる。ガードしてしっかり反撃していこう

ベガまで負けラウンドなしで倒せれば、隠しボスの豪鬼が出現! 怒涛の猛攻を仕掛けてくる

エンドレス

限られた体力の中で、何人の敵を倒せるかに挑戦する。

受けたダメージが一定量しか回復しないので、あまりダメージを受けずに進むのがコツだ。

ダウンさせる技でコンボを締めて、起き上がりをひたすら攻めていくのがいいだろう。

トレーニングとチャレンジで、しっかりコンボを覚えてから挑戦するのがおすすめ。コンボでダウンさせて、相手の起き上がりにジャンプ攻撃から再びコンボ……とループさせていこう

チャレンジ

キャラクターごとに設定された、課題のコンボに挑戦していくモード。

各キャラクターの狙っていくべき基礎コンボが覚えられるので、知らないキャラクターを使うのであればまずチャレンジをプレイしてみよう。

最初は簡単な課題だが、先に進むとアーケードの熟練プレイヤーでも苦戦するような内容も……!

基礎コンボをしっかりと覚えていこう。「表示切り替え」をタップすれば、技のコマンドが表示されるようになる

トレーニング

制限時間や課題などはなしに、好きなだけ自分のやりたい練習ができるモード。

ゲージを無限にしたり、相手のガードの有無を設定したりできるので、さまざまな状況でのトレーニングができる。

アーケード版でできたコンボに挑戦してみるのも一興だ。

本作では、いわゆる「セビ滅」もしっかりと再現されている。今回はコントローラーを使用したが、バーチャルパッドでできるかに挑戦するのも面白い

ショップ

称号やアイコンなどを購入できる。家庭用では、特定の条件を満たすと自動的に入手できたが、今回はファイトコインで購入する。

ファイトコインは対戦で手に入るので、どんどん対戦してコレクションを増やしていこう。

「???」となっている部分は、アーケードモードのクリアやチャレンジの達成で開放されていく。すべて開放するのは大変そうだ

スマホでの再現度にオドロキ!

さまざまなキャラクターを触ってみたが、ほぼアーケード版そのままに動くことができ、その再現度に驚かされた。

のけぞり時間などが調整されていて、アーケード版ではできなかったコンボができるようだったので、そちらの研究を始めてしまったほどである。

しかし、ここまで再現度が高いと、逆にアーケードスティックでプレイしたくなってしまった。なんとも本末転倒ではあるが……。

研究中に見つけた、ザンギエフの危険な香りがするコンボ。ノーゲージでダウンまで持っていけるため、連続起き攻めの恐怖が……!

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