• ところにょり氏の新作は『あめのふるほし』! ユーザーが遺言を残すゲームとは?【A 5th Of BitSummit】

ところにょり氏の新作は『あめのふるほし』! ユーザーが遺言を残すゲームとは?【A 5th Of BitSummit】

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『ひとりぼっち惑星』や『からっぽのいえ』など、どこか切ない世界観のタイトルを生み出してきた「ところにょり」氏の新作『あめのふるほし』がBitSummitに出展。ユーザー同士がインタラクティブに物語を紡いでいく、本作の独特な特徴を探ってきた。

汚染された世界で機械の遺言が受け継がれる

本作の舞台は、汚染された大気に覆われた惑星。ここには生物は存在せず、4足歩行の機械が闊歩している。

汚染された大気は、雨の降る日だけ澄みわたり、そのときだけ機械は歩くことができるのだ。

そして、仲間の残骸から遺言を拾い集めて、また歩き続けるのが本作の流れとなっている。

独特なグラフィックによる雰囲気は健在。操作はほとんど必要とせず、基本的には機械が歩くのを見守るのタイトルとなっている

しかし、歩くうちに自らもだんだん壊れていき、最終的には遺言を残す側へとなってしまう。

この遺言は、ユーザーが自分で入力して設定することができる。つまり、拾い集める遺言は、実際にほかのユーザーが残したメッセージというわけだ。

また遺言を拾う際、残骸となっているユーザーが集めた遺言と、そのユーザー自身が設定した遺言のどちらかを選択して手に入れられるシステムとなっている。

上部に並んだ3つの遺言が拾った遺言、下の大きなウインドウがそのユーザーが設定した遺言だ。そのユーザーがどんな遺言を拾って、どんな遺言を作ったのか垣間見ることができる

1つの残骸(ユーザー)からは、1つの遺言だけ拾うことができる。どれも拾わないという選択も可能だ

例えば、すごくシリアスな重い感じの遺言を拾っているのに、自身は「パスタ食べたい」のようなどうでもいい軽い遺言を残すといったユーザーが現れるかもしれない。

はたまた、遺言をまたいで物語が紡がれるといったムーブメントが起こることもあるかもしれない。

ところにょり氏の過去作とも、一風変わった作品になることは間違いないだろう。

「本州が梅雨入りするまで」にリリースを目指しているとのことなので、もう間もなくお目に掛かれるはずだ。

会場では特製ポストカードが配布されている。『ひとりぼっち惑星』など、過去作も展示されているので、ところにょり氏の作品のファンはぜひブースに足を運んでみてほしい

A 5th Of BitSummit 開催概要

  • 名称:A 5th Of BitSummit(フィフス オブ ビットサミット)
  • 日程:2017年5月20日(土)・21日(日)
  • 時間:10:00~17:00
  • 会場:京都市勧業館「みやこめっせ」1階 第2展示場
  • 主催:BitSummit 実行委員会
    一般社団法人日本インディペンデント・ゲーム協会(JIGA)(Q-Games Ltd./PYGMY STUDIO CO., LTD./VITEI BACKROOM Inc./O-TWO inc./17-Bit/Digital Development Management, Inc./Indie MEGABOOTH)
    株式会社ワン・トゥー・テン・ホールディングス
    株式会社インピタス
    京都コンピュータ学院
    京都府
  • 制作:株式会社オリコム

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