戦艦ストライク【ゲームレビュー】

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自分だけの軍艦をカスタマイズ&育成して、数多のバトルに挑んでいく海戦シューティング対戦ゲーム『戦艦ストライク』。珊瑚海海戦やミッドウェー海戦など、戦史に残る大激戦に参加せよ!

重厚な軍艦をリアルタイムで操作する本格3D海戦アクション!

大規模な艦隊戦が行われなくなって久しい。1982年のフォークランド紛争ですら航空機が主役となっていたことから、第二次世界大戦が最後の艦隊戦の舞台であったといえるかもしれない。

本作『戦艦ストライク』は、その第二次世界大戦で繰り広げられた艦隊戦を、思う存分体感できるシューティングアクションだ。

戦闘はすべてリアルタイム。砲撃や魚雷を駆使して、敵艦を撃破していく

操作方法は2種類から選択可能。主に移動の操作が異なっているのだが一長一短があり、どちらがいいかはプレイヤーの好み次第

プレイヤーは自分の操作する軍艦を研究・開発して購入。さらに、さまざまなカスタマイズを施して大海原での戦闘に参加する。

入手可能な艦種は駆逐艦、巡洋艦、戦艦、航空母艦の4種類。それぞれ異なる特徴を持っており、戦場における立ち回りも違ったものが求められる。

  • 駆逐艦:艦隊の先鋒。敏捷な動きが特徴で、魚雷を使って致命的な打撃を与えることができる
  • 巡洋艦:多目的艦。正確な集中攻撃を得意としており、さまざまな任務に対応できる
  • 戦艦:艦隊の中心的な存在。重装甲、重火力で、大口径砲によって敵をせん滅することができる
  • 航空母艦:自身は攻撃力を備えていないが、多数の艦載機を搭載し、超遠距離攻撃を行うことができる

主な特性の違いはこちら。初心者には巡洋艦がおすすめだ。これらとは別の枠で「プレミアム艦」が存在する(「金貨」を使って直接購入する特別な艦)

基本操作は、「訓練」と称するチュートリアルで覚えることになるが、非常にシンプル。

また新たな艦種や兵装を手に入れたときには、それ用の訓練がその都度提示されるので、初心者でも安心だ。

5種類のゲームモードで多彩なバトル

ホーム画面ともいえるドックにて、画面上部の「戦闘参加」をタップすると、5種類のゲームモードが選択できる。

自分の所持している艦をまとめて確認できるホーム画面。スワイプやピンチイン/アウトでリアルな3Dモデルをチェック可能

その中で、本作の基本ともいえるのが「ランダム戦」。プレイヤーはこれに参加して金貨や銀貨、そして勲功を獲得し、レベルや階級を上げて新たな艦および装備を手に入れていくことになる。

ランク戦は、プレイヤーの階級が中尉五級(レベル20)でアンロック。またカスタム戦闘は少尉五級(レベル15)でアンロックされる

  • ランダム戦:本作の基本となるゲームモード。世界中のプレイヤーとランダムにマッチングされ、2つのチームに分かれて総力戦を繰り広げる
  • 合同作戦:友だちと一緒に模擬戦を行うモード
  • 歴史戦役:第二次世界大戦で実際にあった海戦を再現したモード
  • ランク戦:個人でポイントを獲得し、シーズンごとにライバルたちとランクを競うモード
  • カステム戦闘:専用のルームを作成し、ほかのプレイヤーを招待して模擬戦を行うモード

なお、ランダム戦と合同作戦では参加する際に、スタミナに相当する「燃料」が必要となる。長時間プレイし続けないとなくならない量が与えられているが、この点には注意が必要だ。

また、ランダム戦では2種類のルールが存在し、それぞれ自勢力の勝利条件が異なっている。

  • 遭遇戦:限定時間内に撃沈した敵艦の数を競うルール。同数の場合は双方とも勝利
  • 制圧戦:目標陣地を占領するルール。陣地内にいる艦の数が多いチームが占領を継続する。完全占領で対戦終了。また時間切れの場合には占領率が多い方が勝利

見事に勝利した場合には、より多くの報酬を手に入れることができる。さらに上位の艦を手に入れるには、勝利し続けることが大切というわけだ。

アクションとはいえ、巨大な軍艦を操るゲーム性のため、せわしない操作を求められることはない。「ホークアイ機能」を使ってカメラをズームアップし、精密射撃を行うことも可能だ

駆逐艦および巡洋艦には、魚雷が搭載されている。速度が遅いので命中させづらいが威力は大きい。両舷からガイドラインに合わせて発射すれば、敵艦が進路を変えたり速度を変えたりしない限りは命中が期待できる

今回のプレイでは入手できなかったが、航空母艦も登場する。これは日本海軍初の航空母艦である鳳翔。攻撃時には、画面が空から見下した状態に切り替わる

戦史をひもとく「歴史戦役」モード

第二次世界大戦で実際に起こった海戦を、実際に体験することができる歴史戦役。現時点では「珊瑚海海戦」と「ミッドウェー海戦」の2つのシナリオが用意されている。

プレイヤーは手持ちの艦でこれらの海戦に参加し、メイン任務と2つのサブ任務のクリアを目指すことになる。

クリア報酬として乗組員などを手に入れることもできるので、ぜひ挑戦してみてほしい。

珊瑚海海戦は、歴史上で初めて航空母艦同士が激突した戦い。またミッドウェー海戦では日本の主力艦隊が大損害を被り、それ以降の日米の戦いに大きな影響を与えた

複数のステージが用意されており、各任務を達成することでさまざまな報酬が獲得可能だ

技術ツリーで新たな艦を研究・開発せよ

新たな艦を手に入れるには、「技術ツリー」で研究・開発を進めていく必要がある。

ツリーは国ごとに分かれており、さまざまな国の艦が登場するが、現時点で開発を進められるのはアメリカと日本、そしてイギリスの巡洋艦ツリーのみとなっている。

各艦はTierと呼ばれるランク付けがなされており、特定の艦を開発するには、その前提となっている1段階前のTierの艦をまず開発しなければならない。

そして、バトルで手に入れた「勲功」で開発を行い、次に「銀貨」でその艦を購入する形式だ。

現時点ではTier VIIまでの実装となっており、Tier Xの大和を開発することはまだできない

例えば、吹雪を開発するには白露を、白露を開発するには初春を開発する必要がある。

兵装や乗組員で自分の艦をカスタマイズ!

自分の艦は、兵装や乗組員を装備することで、さまざまなカスタマイズを施すことが可能だ。この機能は、ホーム画面の「工廟」をタップすることで利用できる。

まず「装備倉庫」には、船体、防御、その他、主砲、魚雷の5種類の兵装が分類されており、それぞれを艦に組み込める。

性能アップとしては、微々たる数値の上昇しか期待できないかもしれない。しかし、兵装自体をレベルアップさせていくこともできるので、5種類が積み重なってそれなりの性能アップにつながるはずだ

また、艦長、射撃管制員、航海員、応急工作員、経理員を乗艦させて性能を向上させることもできる。乗組員については「強化」「突破」という成長要素もあるので、こちらも見逃せない!

乗組員もバトルを通じて経験値を獲得し、レベルアップしていく

金貨を使って迷彩を施すこともできる。バリエーションによって、一部の性能が飛躍的にアップすることも

目的別の5種類のガチャでパワーアップ

各艦に搭載する装備は、5種類のガチャを通じて入手する仕組みだ(友情ガチャ以外は金貨を消費)。

手に入るものはガチャの種類によって違っているので、目的に応じて選択しよう。

ガチャを引くごとに、当たるアイテムがグレードアップしていく仕組みも用意されている

鋼鉄の塊を自ら操作する興奮はなかなかのもの!

ゲームプレイの感覚やシステムは、人気PCゲームの『World of Warships』をほうふつさせるものとなっている。

しかし本作は、スマホゲームならではの手軽さによって、それとはまた違った楽しみ方ができるタイトルといえるだろう。

鋼鉄の塊ともいえる巨大な軍艦を自ら操作するのは、なかなか興奮させられる。動きがゆっくりである分、後戻りできない難しさがあり、アクションでありながらもかなり考えさせられるバトルに仕上がっている。

前方に敵の艦隊を発見! 「先陣の誉」や「復讐の一撃」など、行動によっては特別な勲章がもらえることも

ソロクエストやチームクエストといったイベントクエストにも挑戦できる。勲功や銀貨を獲得するための早道だ

ただ、ゲームのインストール後、追加データのダウンロードと解凍に、とても時間が掛かる点はどうしても気になってしまう。プレイ中に通信が切れてしまうこともあったので、今後の改善とコンテンツ追加に期待!

バトルの後に、自分の成績やランキングをチェックするのも楽しい!

  • 使用した端末機種:HTC 10
  • OSのバージョン:Android 7.0
  • プレイ時間:約2時間
  • 記事作成時のゲームのバージョン:1.5.1
  • 課金総額:0円

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