Neon FM【ゲームレビュー】

アメリカを中心に人気のアーケードリズムゲーム『Neon FM』のスマホ版が、日本でも配信開始! アップテンポなダンスミュージックに合わせて、軽快にリズムを刻んでいこう。

アニメ色一切なし! 海外の本格音ゲーが日本上陸

『Neon FM』は、もともとアメリカや韓国などで人気を博しているアーケードリズムゲーム。そのスマホ版が日本語化されてリリースされた。

クラブで流れていそうな洋楽、レコードの円盤、5つの鍵盤など、リズムゲーム黎明期をほうふつさせる内容が多数盛り込まれた作品だ。

アーケード版は世界各国で楽しめる……のだが、残念ながら日本にはない。現状はスマホ版を遊ぶしかないようだ

楽曲のプレイ時は、奥から手前へ流れてくる5つのノーツをリズムよく操作していく。

タップ、長押し、同時押しの3種のみなので非常に簡単に操作できる。

未来的なUIが特徴だ。体力のような概念はなく、ミスしても曲が途中で終了するといったことはない。音ゲー初心者でも遊びやすいものとなっている

楽曲はすべてクラブでDJが選曲するようなEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)。エレクトロハウス、シンセウェイブ、トランスといった、130を超えるさまざまなジャンルの曲が楽しめる

Freeのもの以外、各楽曲に挑戦するにはNeon FMのユーザー登録が必要となる。まずはこれを済ませておこう。

ユーザー登録することでコイン(課金用、無課金用がある)が入手可能になる。これを消費して、楽曲をプレイしていく

カスタマイズできるところが多い!

リズムゲームでは必須といえるプレイ時の操作設定などが、本作は非常にバリエーションに富んでいる。

スピードやタップのタイミング調整はもちろん、楽曲プレイ時のUI変更までが可能。

自分が最もプレイしやすい環境を追求することができるはずだ。

カスタマイズ可能な要素

  • 楽曲プレイ時のUI(操作方法、タップ位置)
  • ノーツの色、スピード、サイズ
  • ノーツが通るレーン数
  • タップのタイミング

それぞれの設定は、オプション画面と楽曲画面で行う。高難度の曲プレイ時には調整は必須だ

ところどころ日本語化されていないので注意! タップのタイミング調整を行う場合は、オプション画面から遷移する

操作方法とレーン数によって遊び方がガラッと変わる

オプションの中でも、楽曲プレイ時の操作方法、レーン数の変更は特に影響が大きい。

まったく別のゲームのように遊べるので、新たな感覚を楽しみたい場合にはおすすめだ。

操作方法は、「レーンが5つ並んだ定番のもの(左)」「ノーツが手前から奥にいくもの(中)」「山型に5つの鍵盤が並んだもの(右)」の3種類から選べる。まったく異なる操作感が楽しめるはずだ

レーンの数は、デフォルトの5つから3つに変更することができる。レーンが少なくなった分、小刻みなタップや同時押しが増える

本作は3ノーツ以上の同時押しが存在するため、高難度曲は2本指でのプレイが難しい。

3本指以上でプレイすることを考えると、山型に並んだ操作方法に慣れておいたほうが後々プレイしやすいかもしれない。

スマホVSアーケード! スコアランキングの上位を目指せ

楽曲クリア時のスコアは、オンラインランキングに即座に反映される。

このランキングには、スマホ版のプレイヤーだけではなく、アーケード版のプレイヤーも含まれる。

アーケード版も合わせた、真のスコア最上位を目指すものとなっている。

ランキングは各曲ごとに存在している。その曲をプレイしているユーザー数なども表示される

スコアアップのカギは、やはりいかにコンボを続けるか。タップ時に表示される数値で、どのくらいタイミングがずれているかを確認することができる。タイミングの修正に利用してみよう

ゲームセンターのようにプレイできる

アニメ関連のコンテンツが席捲している日本のスマホ向けリズムゲーム。

「萌え」の要素を全面に押し出すものが多い中、本作はそのあたりの要素がまったくない。いかにも海外製らしいという印象だ。

楽曲、UI、雰囲気など、音ゲーが出始めた時代の匂いを感じることができる作品。操作方法を変えることで、アーケードの筐体のように遊べるところもうれしい機能だ。

ゲームセンターで音ゲーをプレイしていた方にこそおすすめしたい、本格的な音ゲーといえるだろう。

  • 使用した端末機種:Galaxy S7 edge
  • OSのバージョン:Android 7.0
  • プレイ時間:約2時間半
  • 記事作成時のゲームのバージョン:1.7.7
  • 課金総額:0円

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