シャドウストーン【ゲームレビュー】

シューティングゲームで一般的な残機制ではなく、ライフ制の採用によってアクションRPGライクなゲーム性となっている『シャドウストーン』。ユニットによってショットやスキルの性能が大きく異なり、幅広い攻略方法が楽しめるシューティングゲームだ。

ユニット育成がモノを言うシューティング&RPGの融合!

『シャドウストーン』は、異界よりモンスターを呼び出す黒召喚石(シャドウストーン)と、それに立ち向かう召喚士の戦いを描く縦スクロールシューティングゲーム。

召喚士に呼び出された戦士(ユニット)を操り、次々に出現する敵やボスを撃破していく。

ユニットはそれぞれショットの射程や威力、弾数が異なるだけでなく、サブウェポンのボムやスキル、属性の要素があり、自分好みのユニットを探したり、使い分けが楽しめるのが大きな特徴だ。

ショットは自動で発射されるため、敵の回避やショットが当たるように動くことを意識してプレイすることに。ユニットによっては自動で敵に向かってショットを放つため、回避に専念できることも

クエストの最後に待ち構えるボスを撃破すれば、クエストクリア。ボムやスキルを駆使して、強敵を攻略しよう

ボムとスキルの使いどころを見極めろ!

前述のとおり、通常のショットは自動で放たれるが、さらに強力な攻撃であるボムとアクションスキルは、自分でタイミングを計って発動する必要がある。

アクションスキルは、画面内のどこでもいいのでタップをすると発動し、ユニット固有の効果が発動!

敵の攻撃を防ぐシールドを展開したり、強力なレーザーを発射するなど、さまざまなアクションスキルが存在する。

アクションスキルは、通常ショットより広範囲に攻撃できるものがほとんど。当然ながら、連続で発動することはできず、一定のクールダウンタイムを経ることで再度発動できるというシステムとなっている

またボムに関しては、画面左下のゲージが満タンになると発動でき、アクションスキルと同等かそれ以上に強力な攻撃を与えることが可能。

アクションスキルと同様に、再度ゲージがたまれば2回、3回と発動できるが、気軽に発動できるほどたまるわけではないため、ボス戦で使えるようにむだな場面で発動するのは控えるのがよさそうだ。

ボムは、とにかく大ダメージに期待できるものばかり。ボス戦のほかにも、大量の敵に対処できないときなどに使うと効果的

コストの概念があるパーティー編成

ショットの性質や属性など、バリエーション豊かなユニットは、最大4体でパーティーを組んでクエストに挑戦することになる。

クエスト挑戦時に有利な属性を示してくれるため、攻略するクエストに特化したパーティーを編成してクエストを開始することも可能だ。

複数の属性が出現することもあるが、有利な属性を教えてくれるのはありがたい。有利な属性に対しては、ダメージ量が1.4~1.5倍にアップするようだ

ただし、ユニットには編成コストが設定されており、編成可能なコスト上限を超えてパーティーを組むことはできない。

特に、序盤のうちはガチャで高レアリティユニットを引いても、満足にパーティーを組むことができないだろう。

筆者は運よく最初の10連ガチャで星6ユニット「ジェシカ」をゲット! コストの関係でジェシカ1体しかパーティーに編成できなかったが、1体だけでも余裕でクエストをクリアできる強さを持っている

コスト上限はプレイヤーのランクが上昇するにつれて上がっていくため、続けてプレイしていくうちに、理想のパーティーが組めるようになるはずだ。

ステータスやショットの育成要素も

本作を攻略していくうえで欠かせないのが、ユニットの育成。

高難易度のクエストになると、敵のHPや攻撃力が高く、いくらシューティングの操作スキルが高くても、クリアすることが困難になってしまう。

そこで、

  • レベル
  • スキルレベル
  • 限界突破

の3つの要素を育成していくことが必要不可欠というわけだ。

レベルは、クエストクリア時に獲得できる経験値で上がっていくが、時間限定でオープンするクエストで入手できる「EXP妖精」を合成することで効率よくレベルアップさせることが可能だ。

パーティーに編成していても、クエストで実際に使用しないと経験値は獲得できない。使用ユニットに偏りがあると、いつまでたっても特定のユニットしか育たないということになってしまう

また「スキル妖精」を合成するとスキル経験値が付与され、スキルレベルがアップしていく。

時間限定クエストを逃さず小まめにプレイするのが、重要になるだろう。

妖精を獲得できるクエストは、開催時間が短い。開催を確認できたら、最優先で周回することをおすすめする

また、限界突破とはユニットのレベル上限をアップさせる育成要素なのだが、それと同時に通常ショットが強化されるというメリットが存在する。

素材となるアイテムを集めるのが大変だが、それだけ恩恵の大きい要素な予感だ。

週間ランキングも開催中! ユニットの選択がポイント

クエストを進めてくという1人で楽しむのが基本の遊び方だが、クエストで獲得したスコアによるランキングも開催されている。

週間で集計され、順位に応じて報酬がもらえるので、ほかのユーザーとのランク争いを楽めるのも魅力の1つだろう。

ランキング上位はかなりの接戦の模様。課金アイテムのジェムや、限界突破用のアイテムが獲得できるため、積極的にスコアを稼ぎにいきたいところ

ユニットには、ナイト・ハンター・ウィザードの3つのクラスがあり、それぞれ異なる特色を持っている。中でも、ハンターは攻撃力が低い代わりにスコアを稼ぎやすくなっている。

このようなユニットを活用してスコアを稼ぐというプレイスタイルが、上位にランクインするために有効だと思われる。

もちろん、ランクは気にせず、難しいクエストを攻略していく硬派な遊び方でも楽しめるはず。

育成要素の重要度が高い印象で、単調に感じることが少なかったので、シューティング初心者でも遊びやすい作品だ。

意外と小さい当たり判定

プレイしてすぐに感じられたのが、意外と敵の弾でダメージを受けることが少ないこと。どうやら、ユニットのグラフィック全体に当たり判定があるわけではないようだ。

よく見ると、ユニットの中心に点があり、そこが敵や弾にあたるとダメージを受けるようになっている。

そのため、ピンチ時もあきらめずに細かく操作すれば、切り抜けられることがあるはずだ。

ボス戦では、激しい攻撃を浴びることになるが、この点に注目して操作することで、意外と避けれることが多い

  • 使用した端末機種:Galaxy S7 edge
  • OSのバージョン:Android 7.0
  • プレイ時間:約3時間
  • 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.1
  • 課金総額:0円

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