ファンタジーハンターストーリー

ファンタジーハンターストーリー【ゲームレビュー】

  • 2017年03月10日

『ファンタジーハンターストーリー』は、空想世界に取り残された人々を救い出すストーリーが楽しめる、近未来の地球を舞台にしたRPGだ。3色のブロックを組み合わせるバトルシステムによる、ユニークな戦略性が味わえる。

仮想のファンタジー世界で人々を救うRPG

本作の舞台は、「勇者の世界」という架空のゲーム内の仮想空間。

多くの人々が、そのファンタジーな世界にのめり込んでしまい、現実に戻ってこれなくなってしまった。

プレイヤーは、仮想空間から抜け出せない人々を救う職業「ファンタジーハンター」の1人として、さまざまな敵が待ち構える世界を冒険していく。

チュートリアルのナビゲートをしてくれるAI「タバサ」をはじめ、さまざまなキャラクターが主人公とともに冒険する。ちなみに、主人公の妹も仮想世界から抜け出せない1人だ

仲間になる勇者は、ゲームのリリース時点で29名。また剣士・騎士・法師・牧師・弓手・狙撃手の6種類の職業が存在する。

3名の勇者を選んで、それぞれのスキルを生かしたバトルが楽しめるRPGだ。

スキルブロックの選択が戦局を左右する

ダンジョンでのバトルは、基本的に自動で進行していく。

しかし、自動で繰り出すのは通常攻撃のみで、プレイヤーの手で勇者のスキルを発動させることが勝利への近道となる。

スキルの発動は、バトル画面下部に現れるスキルブロックをタップすることで行うが、タップしたブロックは消滅してしまい、少し間を空けて1つずつ補充されていく。

赤・青・緑の3色のブロックがあるが、これは使用する勇者3人に割り振れらる色となっており、消したブロックの色と同色の勇者のスキルが発動するという仕組みだ。

横方向にスクロールしながら進んでいく本作のバトル。スキルブロックの使用をオートにすることもできるので、ダンジョン周回時の手間が省けるはず

スキルブロックは同じ色が隣り合うことで合成し、スキルの威力を強化できる。最大3個までのブロックをつなげることが可能だ。

ブロックは左から右に向かってたまっていく。こちらの画像は、真ん中の緑ブロックを消すことで、赤ブロックをくっつけた例

つながったブロックを使えば、通常より強力なスキルが発動。なるべくブロックがつながるように操作することが、バトルのコツと言えそうだ

また各色のブロックを5個消すたびに、その色の特殊ブロックが生成される。

こちらも、通常とはことなる強力なスキルを発動することができ、バトルを支える重要な存在となっている。

中央の電気を帯びたようなブロックが特殊ブロック。これは、ほかの同色のブロックとくっつけることはできない

主人公の特殊スキルは、横ライン状にサメが走り複数の敵にダメージを与える技。敵の数が多いときに有効だ

勇者とは違う第4の仲間「預言者」

前述のとおり、ダンジョンでは3人の勇者を選択してバトルをするのだが、勇者とは異なる仲間「預言者」を連れていくことができる。

バトルの大半は、勇者たちにより繰り広げられるが、バトル中にたまっていくゲージを消費することで、預言者スキルが発動。

バトル画面中央にあるこのゲージを消費して発動する。スキル3回分をためておくことができるため、ボス戦のために温存しておくと安心

1回のバトルで何回も発動できるわけではないが、その分、強力な効果に期待できるスキルだ。

最初から使える預言者「クレア」のスキルは、敵全体を樹の蔓で攻撃し、与えたダメージの一部を回復する効果だ。

敵を拘束する効果もあるため、タイミングを計れば、ボスのスキルを封じることも可能だ

使用できる預言者は6種類。メインのストーリーを進めていくことで順次アンロックされていく

育成やバトルコンテンツも大ボリューム

スキルブロックを使ったユニークなバトルシステムとは対照的に、育成要素やコンテンツはほかのRPGでも採用されているのと変わりないスタンダードなものばかり。

育成用の素材が手に入るダンジョンや、PvPモード、勇者を数時間探索させるモードなどが用意されている。

育成素材が集まるモード「古代遺跡」は、10種類以上のダンジョンが搭載。本作特有の要素というわけではないが、バリエーションやボリュームはかなり多く、深くやり込むプレイヤーも満足できそう

本作はダンジョンクリアでは経験値が獲得できず、経験値素材となるアイテムを与えることでしか成長しない。

その際に、ゲーム内通貨の金貨も必要になるのだが、消費する量に対して獲得できる量が少なすぎるのが難点といえる。

今回プレイした範囲では、金貨稼ぎ用のコンテンツが見当たらなかったため、今後のコンテンツ開放に期待したいところ。

見た目のうえではファンタジーな雰囲気だが、実のところは科学技術の発達で実現された仮想現実空間という世界観は特徴的で、好きな人には刺さりそうな印象だ。バトルシステムや世界観が気に入れば、長く楽しめるだろう。

  • 使用した端末機種:Galaxy S7 edge
  • OSのバージョン:Android 6.0.1
  • プレイ時間:約3時間
  • 記事作成時のゲームのバージョン:1.1

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