【無課金でやってみた】第5回: クラッシュフィーバーのチャレンジタワー20階クリアを目指す(前編)

今回チャレンジするゲームは、Game Deetsでも攻略中の『クラッシュフィーバー』。パズルゲームなのに爽快感を味わえるこのゲームを無課金でプレイし、2週間でチャレンジタワー20階クリアを目指す!

20階クリアまでの道のり:前半7日間

今回挑戦するゲームは、『クラッシュフィーバー』。公式サイトに書かれている本作のジャンルは「ブッ壊し! ポップ☆RPG」。まったく意味がわからない……。考えていても始まらないので、ひとまずよくわからないままスタートさせた。

今回の条件と目標は以下のとおり。

  • 無課金プレイ

  • プレイ期間は2週間

  • チャレンジタワーの20階をクリア

いったい「チャレンジタワー」とはなんだ? そもそもジャンルもよくわからないゲームなので、目標の意味が不明なことなど些細なこと。細かいことは気にせずダウンロードをしてプレイ開始。Wi-Fi環境下でプレイしたら、初回のデータダウンロードを含めて数分で起動できた。

まずはストーリーの紹介から。どうやら、サイバーな世界のお話らしい。「ALICE」と呼ばれる仮想世界のなかで暴走したナニカを、プレイヤーであるワタクシが止めなければならないそうだ。脳内で谷村新司の「You’re king of kings」という声が聞こえたような気がしたが、単なる思い過ごしだったようなのでゲームを進める。ストーリーに続いて表示されたメッセージには、「他のプレイヤーと協力して暴走したアバターたちを止めろ」と書かれている。マルチプレイ用のゲームなのだろうか? ライラライラライララ……。

1日目

まずはよくある「チュートリアル」が始まった。演習用のユニットでバトルの基本を学んでいく。敵を攻撃するには、画面下部に積まれているパネルをタップする。隣り合ったパネルが同色だと同時に消え、消したパネル数に応じてダメージが計算されるようだ。

基本的に1ターンにタップは3回行えるので、3回のタップでできるだけ多くのパネルを消すように考える必要がある

さらに、パネルを同時に6枚以上消すと「クラッシュパネル」、12枚以上消すと「スペシャルクラッシュパネル」と呼ばれる特殊なパネルが出現する。出現した両クラッシュパネルは、消したときにより強力な攻撃ができる。どのような攻撃ができるかは、消したときに操作していたユニットによって変化するそうだ。

一連の説明を見た後、いよいよ本格的にゲーム開始。画面上部に表示されているのが敵なのだが、両手をクサリに繋がれた火属性のイケメン風の男だ。一方、自チームは赤、緑、青のヘンテコな生き物。アイコンの色が属性を表しており、赤、緑、黄、青の4種類が存在する。それぞれの相関図は画面左上に小さく表示されている。

オレにこぶしを見せてさみしそうに笑っているかどうかは定かではないが、敵であることは確か

まだ操作に慣れていないが、おそるおそるプレイしてみると、なかなかおもしろい。パネルをホールドすると、そのパネルを消したときに連鎖されるパネルが線でつながって見えるので、どのパネルを消せば最も効果的かがわかりやすい。線が一番伸びている状態で指を話すと、「ジャリジャリジャリ♪」と軽快な音をたてながら次々とパネルが消えていく。

その間に前述した「クラッシュパネル」を消去できると、画面にキャラクターのイラストが表示され、そのキャラが持つスキルが敵にヒット。1回のタップで何回もスキルが表示される場合もあり、実に爽快。操作も指1本しか使わないため、電車のつり革に捕まりながらもプレイできそう。やはり、どこでも遊べるスマホゲームはこうあるべきだ。などと書いてしまったが、今日のワタクシは1歩も外出する予定はない。

緑と赤のスキルが同時に発動し、チュートリアルを無事クリア

クリア報酬として「エレキポット」というキャラクターをもらった。「攻撃タイプ」と書かれているが、さっぱり強そうに見えない。どこからどう見ても地方のゆるキャラ風である

次は画面下部のメニューから「クエスト」を選択。本作のメインとなる項目がココらしい。ここでは前述した「属性」について学べる。ワタクシほどの勘のいいゲーマーになると、すでに先ほどの画面で把握してしまったので読む必要はない。軽く飛ばしてゲームを進める。

属性は読み飛ばしたのだが、まだ見ぬ「Skill OK」というアイコンが表示された。これはなんだろうか? 各ユニットはそれぞれ固有のスキルを持っていて、数ターンおきに使用可能になるそうだ。ユニットアイコンの下には常に数字が表示されており、それがゼロになると「Skill OK」になる。ちなみに、スキルを使用できるのは現在攻撃中のユニットだけではなく、パーティーに組み込んでいるどのユニットでも、「Skill OK」の状態になっていれば任意に使えるそうだ。

チュートリアルでお腹いっぱいになったところで、ランクが2に上がった。パーティーを組むコストが41に増え、フレンド枠が22になった。おめでとうオレ! 今日はここまで

2日目

この企画は「課金をしてはいけない」のであって、ゲーム内で得た課金アイテムは使用してもよいルールだ。昨日ランクを上げたおかげで「ポリゴン」(本作の課金アイテム)を得られたので、「レアガチャ」を回してみた。初回のみ「☆4以上確定」と書かれているので心が踊る。

結果は「深紅の死神 赤ずきん」(☆4)だった。唯一の☆4レアキャラなのでありがたく使わせてもらう

おおまかなゲームシステムを把握したところで、今日はクエスト(ソロ)をスタートさせた。「1. ALICEの入り口」と書かれている。ちなみにアリスの堀内は孝雄だ。クエストを選択すると、この中にさらに「1-1.はじまりの外壁」という項目が出てきた。これを1つずつこなしていけば、クエストを進められるようだ。タップを続けると、「助っ人選択」の画面が表示された。ここでは他のプレイヤー1体を助っ人として呼び出せる。自分のパーティーが3体なので、全4体の構成となる。当然だが、どのプレイヤーも筆者よりも強いキャラを持っている。

この構成でゲームを始めたら、全3ステージあるバトルフィールドがあっという間に終わってしまった。おかげでランクが3に上昇。序盤とは言え、ラクに進みすぎて怖い。

トントン拍子で「1-3.ゲートの番犬」まで進み、この時点でランク4。最初に獲得して「弱そう」といってしまった「エレキポット」が意外にも活躍。青の敵に対して強い唯一の黄ユニットだったため、「放電」や「リトルスパーク」といった電撃のスキルでバシバシと敵を倒してくれた。まさに「You’re Rollin’ Thunder」といった感じだ(アリスの名曲『冬の稲妻』より)。

3日目

なんだかんだやってたら、課金アイテム「ポリゴン」が9個もたまっていた。そうだ、レアガチャひこう。

結果は「卑弥呼(☆3)」だ。レア度こそそれほど高くないが、このキャラは今後2段階も覚醒するらしい

キャラクター画面の右側に、矢印でつながったアイコンが3つ並んでいるのは、きっとそのことだろう。右上の表記は、「お気に入り」ではなく若者言葉風に「お気に」と表示されているのはポイントが高い。

もう1つのガチャ「リンクガチャ」もやってみた。こちらは課金アイテムと別に、「リンク」と呼ばれる通貨を100個使って回す。リンクはミッションをクリアしたときや、自分のユニットが他人のバトルに助っ人として呼ばれたときにゲットできる。

回してみた結果は、激レアの「ゴールドチック」だった。これは戦闘用のユニットではなく、売却すると多額のビット(ゲーム内通貨のこと)を得られる。金はいくらあっても困らないので大歓迎だ。

4日目

特に進展のないままクエストをこなしてはENERGYを自然回復させ、またクエストに出撃。これを繰り返していたら、いつの間にかポリゴンがたまって再びレアガチャを回せるようになった。せいやっ!

やったぜ大勝利! ☆5の超激レア「百読の死導司書 アズラエル」をゲット。絵が派手だしスキルも強そうなので、今後はコイツをメインキャラとして使っていくことにする

ランクが5になったせいか、画面に「ユニット強化解放」と表示された。ユニットに別のユニットを合成し、強化できる機能らしい。

ゲットしたばかりの「アズラエル」に、いままでに入手した「素材ユニット」を合成。一気にLv12まで上昇した

プレイを進めつつ、調子に乗ってもう1回「レアガチャ」を回す。今日は運がいい!

☆4の「狂喜の賢者 ユノ」をゲット。またもや赤属性のキャラなのがちょっと残念だが、なにせ無課金なのでぜいたくいえる立場ではない。ありがたく受け取っておく。

2体の強キャラを得たワタクシは、クエストをガンガン進める。ついに「3-3. 舞い散る木の葉」を突破し、ランクは8だ。すると今度は、「ユニット覚醒解放!」と表示された。これはレベルをマックスまで育てたキャラに、特定の素材ユニットを合成すると別のキャラクターに進化させられる機能。

序盤から我がチームを率先してくれている功労者「エレキポット」を覚醒しようとしたら……。素材ユニットが足らない。必要とされているユニットはどこでドロップするのだろうか? 謎である。

5日目

わからないことは放置して、クエストを進める。本企画の目標である「チャレンジタワー20階」にはまったく手を付けていないが、そんなものは後からなんとでもなる。しかも筆者は、幼少のころ地元の少年団のようなものに所属しており、20階以上のビルを階段で登り降りする訓練を受けてきた。当時は教官のことを「あいつアホか」と思っていたが、いまこんなカタチで役に立つことになるとは。

話が少々ずれてしまったが、まずは手持ちキャラの基礎体力をつける作戦。連日クエストしかしていないが、おかげでランクが10にアップ。

またしても画面にメッセージが出てきた。今度は「幼女増殖!!解放!」というクエスト。残念なことにワタクシはロリコン紳士ではないので幼女には興味がないが、せっかくなのでやってみた。

あっさり、クリアできた。しかも幼女が3人描かれた「拡張性ニムダ」という黄属性のユニットまでいただいてしまった

ゲームってなんでいつもこうなのだろうか? ほしいものはなかなか手に入らないのに、そうでもないものは簡単に入手できる……。

6日目

今日はマルチプレイに挑戦してみよう。クエストを選択するときに「マルチ 募集・参加」を選ぶと、他のプレイヤーといっしょに遊べるようだ。

このゲームモードは1人1体のユニットを持ち寄って戦う。ワタクシは自慢の「アズラエル」で参戦した。ゲーム中は簡単なメッセージが送れるので、挨拶くらいはできる。マッチングした相手が超強かったのか、初めてのマルチプレイはサクッと終了。そしてランクは13に上がった。

まだ時間があったのでもう1回マルチプレイを行おうとしたら、なかなかマッチングされない。さっきは簡単に相手が見つかったのに、なにかおかしい……。説明をよく読むと、どうやらマッチングは近隣に相手がいなければいけないようだ。この日は深夜のビジネス街で遊んでいたのだから、当然なのかもしれない。

7日目

期間は2週間しかないのに、いまだに「チャレンジタワー」に挑戦していないのはいかがなものか? などと自問自答しつつも、慣れている通常クエストを遊んでしまう。『クラッシュフィーバー』はふとした空き時間に手軽にプレイできるのがいい。しかも、パネル20個分くらいの連鎖が決まると気分爽快! 気持ちよく遊べるゲームは貴重だ。本来であればへんにシバリなく優雅に遊んでみたい。

何回かプレイしていたら、ユニットの最大所持数がマックスになってしまった。なにかを合成しなければならない……。ユニットの「フォルダ」を開いてみると、見慣れないユニットが出てきた。そのユニットの名前は「グリーンキャタップ」。

説明を読むと覚醒に使う素材らしい。当時は適当なクエストをひたすらプレイしていたので気づかなかったが、いつの間にか「緑の素材クエスト」をクリアしてゲットしていたようだった

オレは待っていたんだよ! このユニットを!! なんでももっと早く気づかなかったんだろうか。「ユニット→ユニット覚醒」の項目を音速でタップして、レベルマックスの状態で待機していた回復系ユニット「ハッピー100」を「ハッピー101」に覚醒させた。

さらに続けて、経験値を大量に取得できる素材ユニットを5体用意し、レベルを一気に17まで上げた

後編へ続く

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