Kings of Sanctuaryを先行プレイ!騎士・侍・武侠が入り乱れるMMOストラテジー【ゲームプレビュー】

DMIから配信予定となっているスマホ向けMMORPG『Kings of Sanctuary』。本作のAndroid限定クローズドβテストが開始されている。古代中国や中世ヨーロッパ、そして日本の戦国時代の兵士などが入り混じって登場する戦乱ストラテジーゲームだ。さっそくプレイしてみたので、その内容を紹介しよう。

狙うは帝国の覇権!仲間とともに戦乱の世を生き抜け

ゲームの舞台は、多種多様な民族によって文明が形成された、とある帝国。

1人の偉大なる皇帝が崩御したことで、諸国の王たちは覇権を争い、戦乱の時代へと突入した。

プレイヤーはその中の王の1人となり、帝国統一の野望を持って自国を大きくしていく。

古代中国と中世ヨーロッパ、そして日本の戦国時代などが入り交じったような独特な世界観! 戦う兵士たちも、西洋風の騎士から戦国武将のものまでさまざまだ

チュートリアルでは、国王であるプレイヤー自身と将軍の兵科を「歩兵」「弓兵」「騎兵」「アサシン」から選択する。将軍はビジュアルやスキンなどが変更可能で、こちらも非常に国際色豊かな見た目となっている

兵科の種類

  • 歩兵
  • 弓兵
  • 騎兵
  • アサシン

現状では詳細は不明だが、どうやら兵科によって相性があるようだ。

「内政」で国内の各施設をアップグレードしながら、兵力や資源を得ていく。戦いの前に力を蓄えておこう

自国の周辺には、ほかのプレイヤーの国や盗賊などのCPU、資源の採取場などが点在している。採取地やほかのプレイヤーから資源を奪うことで、自国の国力を高めていく

広大なフィールドを舞台にしたリアルタイムバトル

部隊を行軍させると、徐々に目的の場所へ移動していく。

すべてがリアルタイムに進行していくため、先を読んで増援なども考えなければならない。

出撃時に戦況を予測しておく必要があるところが、難しくも面白いところといえるだろう。

目的地を設定後、どの兵科を何人出撃させるかを決定する。いったん目的地を決めてしまうと、帰還する以外は途中で目的地を変更できないため、敵が迎撃を選択するのか、籠城するのか、出撃時に相手の行動を読んで部隊を編成していこう

攻撃前に偵察することも可能。各城門にある罠の設置状況などをリサーチしておくことも重要だ

今回のプレイではともに戦う、ということはできなかったが、本作では連盟(ギルドのようなもの)によってほかのプレイヤーと協力し合うこともできる。

特定の時間に特定の場所を攻撃し合うといった、リアルタイムならではの連携も楽しむことができそうだ。

連盟には、チャットや掲示板の機能が搭載。仲間と密にコミュニケーションをとっていこう

ほかのプレイヤーが持つ王家の書を狙え!

本作のキーとなるのが統治者の証「王家の書」。

不思議な力を持つとされ、チュートリアルで選んだ兵科の能力を上げてくれるものだ。

王国内の「宝物庫」で効果の確認、強化が可能。筆者の場合、最初にアサシンを選択したため、アサシン部隊への補正効果が得られることに

王家の書は、ほかのプレイヤーから奪うことも可能で、相手の選択した兵科の補正効果(ブースト)が得られる。

自国の部隊強化につながるので、リスクはあるが、勝つメリットは非常に大きい。

ほかのプレイヤーから奪った王家の書を焚書(ふんしょ)することで、持ち主の兵科の強力なブーストが得られる。つまり、チュートリアルで選択しなかった兵科の強化も可能だ

膨大な強化要素で部隊を強化していこう

国内の施設などを強化していく「内政」。

行軍に必要な資源、兵士の調達はもちろんだが、本作では自軍の強化要素が非常に豊富だ。

かなり戦いに特化した内容なのが特徴的といえるだろう。

主な強化要素

  • 訓練所:部隊の兵数増加、研究所で新たな種類をアンロックすることで上位の部隊を訓練できる
  • 研究所:部隊の能力、罠の効果、軍事、内政における進行速度の上昇などが可能
  • 宝物庫:王家の書の効果アップ、オーパーツの装着ができる
  • 鍛冶屋:装備の製造、素材やオーブの合成などができる
  • 城壁:城壁自体の強化のほか、敵部隊への罠の製造、部隊の城門への配置などができる

研究所は、内政、軍事などのありとあらゆる要素の強化することが可能。ここだけでもかなりのボリュームとなっている

鍛冶屋では、各兵科の装備を作ることが可能。騎士、侍、武侠に各5か所の装備が用意されていたりと、極めるにはかなり時間が掛かりそうだ

同じ兵科でもさまざまな種類の部隊が作れる

基本となる兵科はチュートリアルで選択した4種だが、それぞれの兵科には5段階のクラスのようなものが存在し、上位のクラスほど能力が高くなる。

好きな兵科をとことん突き詰めて強化していくことも可能だ。

各兵科に5種類の部隊が用意され、上位のものになるほどパラメータなどが強化されている。研究所で開放していこう

仲間とともに皇帝を目指せ!

フィールド内にある「聖地」は各国の王が目指すべき目標。

ここを占拠した連盟、プレイヤーは帝国皇帝の座を手にすることができ、国内すべての王国から徴税することが可能になる。

仲間と協力して、世界を手にしてみよう!

聖地は、連盟に加入したプレイヤーが参加可能な聖地イベントで占拠可能となる。帝国には3つの聖地が存在し、すべての聖地を長期間占領できた連盟の盟主が、次の皇帝となれる

そのほか、どれだけ内政で強化できたかなどを競うといった、個人で楽しめるようなイベントもβテスト初日ながら開催されていた。

ゲーム内の各イベントにも注目しておこう。

MMOならではの大規模戦争に期待

バトルシーンなどに若干の味気なさは感じたものの、国や部隊の育成要素はこれでもかというくらいの大ボリューム。

MMOということもあり、チャット機能やフィールド内でつねにほかのプレイヤーの存在を感じられたので、仲間とコミュニケーションをとりつつ、連携しながら戦うことで真の面白さを発揮するゲームであるように思えた。

残念ながら今回は開催期間外だったためプレイできなかったが、連盟間の大規模な戦争は非常に魅力的なコンテンツ。

戦友とともに1つの目標を目指したい方は、ぜひ1度プレイしてみてほしい。

Android限定のクローズドβテストが開催中!

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