タマゴ27個でベイビィポケモンの出現率アップを検証！
『ポケモンGO』の年末年始キャンペーンの第1弾が12月26日より開催されている。
開催期間：2016年12月26日（月）～2017年1月3日（火）
- 「トゲピー」や「ピチュー」などのベイビィポケモンのタマゴがポケストップから出やすくなる
- 期間中、その日最初のポケストップを回した際に、「ふかそうち」が1つもらえる
- サンタピカチュウ（赤い帽子をかぶったピカチュウ）がいつもより多く出現する
タマゴからしか入手できない上、出現率も非常に低いベイビィポケモン。ポケストップから出やすくなるというのはかなり気になるところだ。
ベイビィポケモンの入手はかなり大変。何度かタマゴのふ化検証に行っている筆者も、5kmタマゴは、35個割って1体しか入手できていない
タマゴをひたすらふ化させて、その効果を検証すべく、さっそく目黒川周辺を歩き回ってきた。
目黒川周辺で検証開始！
今回は、目黒川周辺で3時間ほど検証を行ってきた。目黒川を選んだのは、
- 編集部から徒歩圏内
- 定期的にタマゴを供給できる程度のポケストップがある
- 人がそれほどおらず、信号が少ない
などが理由。歩くことに集中できる場所だと判断した。
検証に直接関係ないため、出現しているポケモンは捕まえなかったが、出現率アップ中のサンタピカチュウのみ、見かけ次第捕獲を試みた。
その他の検証内容は次のとおり。
- 日時：2016年12月26日（月）11:00～14:00
- 場所：目黒川周辺（五反田駅、目黒駅、大崎駅付近）
- 「ふかそうち」を使用（複数）
橋や川沿いの街にもポケストップが多い目黒川。このあたりを定期的に周回してタマゴを供給していく
「今日の最初のポケストップ」からふかそうちも回収！使用回数は1回だが、無料でもらえるのはうれしい
もともと持っていたタマゴも出現率アップの対象？
検証をする上で気になったのは、このキャンペーンが始まる前に入手していたタマゴからベイビィポケモンが出現しやすいかどうか。
新たなタマゴを供給しながら、まずは手持ちのタマゴのふ化に注目した。
もともと持っていたタマゴは7個。ベイビィポケモン出現の可能性が高い10kmタマゴ2つに期待！
1.6kmほど歩き、1つめの10kmタマゴふ化の瞬間が訪れる。結果は……
「ブーバー」の進化前となる「ブビィ」。筆者は2匹目のゲット！
なんといきなり「ブビィ」出現！続く2つめの10kmタマゴもまさかの……
「エレブー」の進化前ポケモン「エレキッド」。こちらは初ゲット！
「エレキッド」が出現！
10kmタマゴは他の距離のタマゴよりベイビィポケモンが出現しやすいとはいえ、2分の2とは……。
これは、キャンペーン前から持っていたタマゴからもベイビィポケモンが出現しやすくなっている可能性が高まる結果だ。
5kmタマゴからは相変わらず出ない……
スタートから5kmほど歩いたところで、キャンペーン前から持っていたタマゴをすべて消化。
消化中もポケストップを周れていたこともあり、1時間ほどで9個のタマゴすべてが、新たに獲得したものに入れ替わった。
入手できるタマゴは圧倒的に5kmタマゴが多い。ベイビィポケモンが出にくい分、数での勝負となる
数こそ多い5kmタマゴだが、ベイビィポケモンはまったく出ない！今日もいつもの面々が多数出現した。
「ロコン」以外は、よく見る顔ぶれ。やはり5kmタマゴはいばらの道か……！
出現率アップ中とはいえ、5kmタマゴからの入手は簡単なものではないようだ。
川沿いにはサンタピカチュウがいない！
キャンペーンの一環として出現率がアップしているサンタピカチュウ。
今回はまったく狙っていなかったのだが、それでも街中で6体を入手することができた。
それだけ多く出現を確認する一方で、川沿いでは一度も見ていない。サンタピカチュウは川沿いには出現しないのかもしれない。
なにもせずに多くのポケモンが出現する目黒川だが、サンタピカチュウは出現せず。狙う場合は、川沿いを避けたほうがいいだろう
再び10kmタマゴが火を吹く！
順調にタマゴのふ化は進んでいったものの、多くが5kmタマゴだったこともあり、ベイビィポケモンはなかなか出現しない。
そんな中、ベイビィポケモンが出現したのはまたも10kmタマゴ。今度は新たに入手した方だ。
「ルージュラ」の進化前ポケモン「ムチュール」。意外にかわいい
「ブビィ」「エレキッド」に続いて「ムチュール」が出現！これで10kmタマゴは3分の3。
今日だけで10kmタマゴから出るベイビィポケモンをすべてコンプリートだ！
最後に2kmタマゴからもベイビィポケモン出現！
15kmほど歩き、時間的にも体力的にも限界が近づく。最後に、ふ化間近の2kmタマゴを割って終わることに。
2kmタマゴはここまで4分の0。試行回数が少ないとはいえ、出現率が上がっているならそろそろ出てほしいところ。祈る思いで割ったタマゴからは……
「ピッピ」の進化前ポケモン「ピィ」。2kmタマゴから初のゲットだ
「ピィ」が出現！ようやく出てくれた！5分の1なら申し分ない結果だ。
10kmタマゴ以外からもようやく出現した安堵感と共に帰路についた。
検証結果：出現率は体感できるほどに上がっている！
最終的に、3時間の検証で27個（事前に持っていた分込み）のタマゴを割り、獲得したベイビィポケモンは4匹となった。
| タマゴの距離 | 割った数 | ベイビィポケモン出現数 |
|---|---|---|
| 2km | 5 | 1 |
| 5km | 19 | 0 |
| 10km | 3 | 3 |
| 合計 | 27 | 4 |
速足での検証はなかなかつらいものがあったが、報われる結果となってひと安心！
ベイビィポケモンの検証は過去5回ほど行っているが、27分の4という結果は過去最高。
- [12/13版]目黒川周辺での検証：23分の1
- [12/14版]池袋駅周辺でのスポンサーポケストップの検証：15分の0
- [12/14版]五反田駅周辺でのスポンサーポケストップの検証：19分の1
- [12/15版]錦糸公園などでの自転車によるタマゴふ化検証：13分の0
- [12/15版]日比谷公園などでの自転車によるタマゴふ化検証：16分の1
数打って当たったというわけでもなく、2kmタマゴからは5分の1、10kmタマゴに至っては3分の3というかなりの高確率だ。
今回のキャンペーンは、体感できるレベルでベイビィポケモンの出現率が上がっているといえる結果となった。
一方で、5kmタマゴだけに注目してみると、19分の0というかなりひどい結果に。5kmタマゴに関しては、引き続き根気よく多くのタマゴをふ化させる必要がありそうだ。
5kmタマゴ以外に関しては文句なくおいしいこのキャンペーン。
キャンペーン前に入手していたタマゴの出現率も高くなっている可能性もあるので、年末年始の街を散策しながら、ポケモンGOを起動してみてはいかがだろうか。
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