『ナイツクロニクル』をCBTで先行プレイ!画面いっぱいのド迫力バトルは必見!【ゲームプレビュー】

ネットマーブルの新作RPG『ナイツクロニクル』のクローズドβテストが10月19日(水)まで開催されている。戦略性の高いコマンドバトルを、3Dグラフィックによるド派手な演出で楽しめるタイトルだ。実際にプレイしてわかった本作の魅力を紹介していこう。

演出がハンパないコマンドバトルRPG!

『ナイツクロニクル』は、多彩なスキル効果を駆使した戦略性の高いバトルを楽しめる、本格的なファンタジーRPGだ。

バトル中の多彩な演出が非常に豪華であるのに加え、ゲーム内のあらゆる要素がハイクォリティー。CBTの段階ながら、すでに高い完成度の作品となっている。

キャラクターはデフォルメされたかわいらしいデザイン。人間と亜人が多いようだ。バトル中はもちろん、お話の中でも動きまくる

バトルは3Waveからなるターン制のコマンドバトル。

1ターン内で敵味方が入り乱れて行動するため、行動順を確認しつつ、有利になるようにスキルを選択していく。

ダンジョンでのバトルには最大5人のパーティーで挑む。自分のターンが来たらスキルをタップして行動を決定し、すべての敵を倒せればステージクリアとなる。オートモードも搭載されているので、サクサクプレイすることも可能だ

画面右下のゲージがたまると、超強力な「ガニエルスペル」が使用可能になる。相手の行動順にも割り込んで発動できるので、勝負どころやピンチのときに役立つ

縦画面でも横画面でもプレイ可能!

本作は、バトルやホームなどのすべてのシーンで縦画面、横画面の切り替えが可能。

通勤通学の途中に片手で、家でゆったり両手でといったライフスタイルに合わせた楽しみ方ができそうだ。

縦横の切り替えは、スマホを傾けることでいつでも可能。いずれもレイアウトやUIが非常に工夫されている

スマホ屈指のド派手な演出がバトルを盛り上げる

高品質なグラフィック&3Dモデルによって、バトル中はキャラクターが画面の中で躍動する。

特にキャラクター固有の必殺技というべきスキルに対し、カットインどころかムービーが用意されているのが特徴的だ。

「ド派手な演出」とうたうゲームはたくさんあるが、本作のそれはスマホゲームの中でも屈指の出来栄えといっても過言ではない。

スキル使用時の演出。これが各キャラクターに用意されていると考えると、開発陣の本気度がうかがえる。ゲーム内の図鑑からもプレビューできるのでチェックしてみよう

ボスとのバトルもド迫力。ユニットとの対比によって非常に大きく感じる。一撃で倒されてしまいそうだ

スキルの豊富さが戦略性を高める

本作は、スキルによる能力上昇や防御効果の付与といったバフ、攻撃力を下げたり状態異常効果を与えるなどのデバフの種類が非常に多彩。

さらに属性による相性も搭載され、それを生かすリーダースキルも存在している。

キャラクターの強さはもちろん、パーティー全体としてどう戦うかを考える楽しみもあるといえるだろう。

各キャラクターが、3種のスキルとリーダースキル、パッシブスキルを持っている。パーティーの戦い方や挑む相手に応じて、使うユニットを試行錯誤するのはなかなか面白い

助っ人のリーダースキルもパーティーに影響する。特定の属性に効果をもたらすものが多いので、まずは同じ属性で統一することがポピュラーな編成となりそうだ

スペシャルダンジョンではマルチプレイも!

期間限定のダンジョンへ挑戦できる「スペシャルダンジョン」では、素材を集める曜日系のものや、いわゆる降臨系の強敵が登場するものが存在する。

曜日ダンジョンにはすでにスケジュールなどが掲示されていて、正式リリースも近いことが感じ取れた。

確認する限り、降臨系のダンジョンは特定の時間になると出現するゲリラ形式だ。クリア時にドロップするパズルのピースを集めることで、その降臨キャラが入手可能になる

スペシャルダンジョンでは、マルチプレイによる共闘も可能。

プレイヤーは自分のユニットを1体出撃させることができ、最大5人のプレイヤーが同時に参加できる。

リアルタイムに連動していることもあり、仲間と協力して戦っている感覚をより実感として味わえるようになっている。

マルチプレイは、自分でパーティーを作るか、すでに募集中となっているものに参加する。エモーションやスタンプで簡単なコミュニケーションも可能だ

マルチプレイのバトル。自分の出したキャラに順番が回ってきたときのみ行動を選択する方式。制限時間(10秒)があり、その中で最適な行動を決定しなければならないので、なかなかの緊張感だ

声優陣のボイスをたっぷり堪能できるストーリー

モンスターにより混沌する世界を救っていく、壮大な物語が楽しめる本作。

確認する限り、会話パートはすべて音声あり。豪華声優陣の熱演によって、その世界観により入り込むことができる。

メインキャラを担当する声優陣

  • 梶裕貴さん(テオ役)
  • 佐倉綾音さん(レオナ役)
  • 日笠陽子さん(リディア役)
  • 柿原徹也さん(シンクレア役)
  • 小澤亜李さん(ミナ役)
  • 杉田智和さん(マルデューク役)

騎士を辞めて故郷に帰ってきた主人公の「テオ」だが、村はモンスターによって荒廃してしまっていた。その責任を理不尽に押し付けられた彼は村娘「レオナ」と共にモンスター討伐の旅に出る

CBTの時点で、メインストーリーのダンジョンは初級のみで70種類も用意されていた。

会話パートも多く、テオ、レオナはほとんど出ずっぱり。梶さん、佐倉さんのファンの方はぜひプレイしてほしいところだ。

ストーリーモードでは、クリアした物語を振り返ることができる。後からじっくりお話を楽しみたい人におすすめだ

アリーナやタウンなどコンテンツも特大ボリューム

コンテンツが豊富にあるのも本作の特徴。

ほかのプレイヤーのパーティーとランキングバトルを行う「アリーナ」や、定期的にお金や素材が獲得できる施設のある「タウン」など、その量は膨大だ。

CBTではプレイできなかったが、いわゆるギルド機能もあるようなので、リリース時はさらにコンテンツの種類が増えることになるだろう。

アリーナでは、各プレイヤーが登録したパーティーと戦っていく(非リアルタイム方式)。勝利時のポイントによってランクが決まり、毎週昇降格を競っていくことになるようだ

タウンにはさまざまな施設が存在。「星6キャラ召喚券」が入手できる(かもしれない?)「福引き」は非常に興味深い

大作を予感させる完成度の高さ

現時点でも、ユニット固有のスキル演出、ストーリーのフルボイス、ゲーム内コンテンツの豊富さなど、すぐにでもリリースできそうな仕上がりが印象的な本作。

戦略性を求めると、とっつきにくいゲームになる可能性もあるのだが、演出の派手さやオート機能によってそうは見せない工夫がされているように感じた。

ゲーム性の高さとカジュアルさを兼ね備えた大作となり得る作品。2016年内には配信予定とのことなので、楽しみに待とう!

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