『遊戯王デュエルリンクス』迫力ある演出がデュエルを盛り上げる!【TGS2016】

KONAMIブースでは、『遊戯王』シリーズでは初となるスマホ向け対戦型カードゲーム『遊戯王 デュエルリンクス』が出展されていた。プレイアブルで実際に遊ぶことができたので、さっそくプレイした様子や感想をレポートしていこう。

TCG「遊戯王」がスマホに最適化されて登場

本作は、トレーディングカードゲーム「遊戯王 オフィシャルカードゲーム」の面白さをモバイルゲームとして最適化したタイトルだ。

会場にはスマートフォンを催したタッチモニターの形で先行プレイができるようになっており、城之内克也、海馬瀬人、孔雀舞の3人のプレアブルキャラクターから好みのデッキを選んで操ることになる。

ブースには既に何人ものデュエリストたちが並んでおり、自分の順番がくるのをソワソワした面持ちで待っている様子がうかがえた

1つの油断が敗北を招くスピードデュエル

先ほど紹介したキャラクターだと、多くのデュエリストが「社長」こと海馬瀬人を選択するだろうが、せっかくなのでキャラクター的にも熱い城之内克也で体験してみることに。

ちなみに、各キャラクターごとにデッキが組まれており、モンスター、魔法、罠カードなど、アニメや漫画の作中でそれぞれが使用したものを中心とした形となっていた。

海馬瀬人は原作では主人公・武藤遊戯のライバルとして立ちはだかった人気キャラ。城之内克也は遊戯の親友で男気あふれる熱いキャラクターだ。孔雀舞は、元ディーラーで賞金稼ぎのデュエリスト

デッキ編成をみる感じだと、やはり劇場版やこれまでのカードが強化されたこともあってか、海馬デッキはかなり扱いやすそうだ

ルールはこれまでの遊戯王シリーズ同様で、モンスターの召喚と攻撃を交互に繰り返し、最終的にライフポイントをすべて削りきった方の勝利となる。

各プレイヤーのターンは、「メインフェイズ」と「バトルフェイズ」に分かれており、フェイズごとにアクションを進めていく。

  • メインフェイズ:モンスターの召喚、魔法or罠カードの発動かセット
  • バトルフェイズ:相手モンスターやライフポイントに直接ダメージを与える

操作もタップとスワイプのみとなっているので、スマホゲームに慣れていない人でも気軽にプレイできるはずだ。

難易度はEASYとHARDの2つがあり、筆者が選んだEASYモードなら相手から攻めてくることが少ないので、ただモンスターで攻撃し続けるだけでも勝利できた

ちなみに、このあとHARDモードにも挑戦してみたのだが、最初のターンから全力を出さなかったせいか、攻撃力の高いモンスターを並べられてしまい、あっけなく倒されてしまった。

というのも、従来のシリーズだとデッキは40枚、場にプレイできるモンスターは5枚までに対して、今作ではデッキが20枚、場に出せるカードはモンスター、魔法と罠それぞれ3枚までとなっているので、バトルの展開がかなりスピーディーなのだ。

そのため、序盤から強力なモンスターを並べたほうが有利であり、ライフポイントもアニメ版と同様の4000ポイントに設定されていることにもうなづける。

社長を倒して勝利に浸っていた矢先に、このような敗北展開が待ち受けているとは思いもしなかった

迫力ある演出と共にエースモンスターを召喚!

なお、デッキが少ないこともあって、城之内のエースモンスターである「真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)」を召喚することに成功。

そのときに気が付いたのだが、各キャラのデッキに入っている切り札的モンスターを出すことで、なんと迫力あるムービーが流れるのだ。

「どんな凄いヤツが出てくるんだろうか」と好奇心をくすぐる召喚演出によって、遊戯王ならではの面白さがさらに高められているのを感じた。

「激レアモンスターだぜ!」というボイス付きのセリフと共に、「レッドアイズブラックドラゴン」が召喚されるシーンは、原作ファンにとってもたまらないはず

事前登録でさまざまな特典をゲットしよう!

プレイを通してみて、今回はデモ版ということで『遊戯王』の一部のキャラクターしか選択できなかったが、今後シリーズごとの主人公たちも登場するのだろうか。

なお、公式サイトでは事前登録も行っているので、スタートダッシュに乗り遅れないためにも、今のうちに登録しておこう!

東京ゲームショウ2016 一般公開日概要

  • 日程:一般公開:9月17日(土)、18日(日) 10:00~17:00
  • 会場:幕張メッセ
  • 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
  • 共催:日経BP社
  • 特別協力:ドワンゴ
  • 入場料:一般公開:前売1,000円/当日1,200円(税込)
    ※小学生以下は入場料無料

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