ポケモンGOは動くのか!? ゲーマー視点で見るiOS10パブリックベータ

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今秋リリースが発表されているiOS10の機能をひと足先に体験できる「iOS 10 Public beta」。しかし、アプリによっては対応していないものもあり、アップデート後はこれまで遊んでいたゲームがプレイできなくなくなることも。そこでスマホゲーマーが気になるであろう、iOS10パブリックベータ版にアップデートした端末でいくつかゲームをプレイして動作を検証してみた。

  1. iOS10パブリックベータをインストールする前に
  2. iOS 10パブリックベータの入手方法
  3. 実機検証:ポケモンGOに影響はないか?
  4. 検証結果
  5. iOS9へダウングレードする方法
  6. iOS10の先行体験には大きなリスクが伴う

サービス終了のGame Centerは機能だけは残る模様

「iOS 10 Public beta」(以下、iOS10パブリックベータ)は、今秋リリース予定のiOS10のベータ版で、開発者以外の一般ユーザーもiOS10の機能を先行体験できる。

7月22日にはiOS 10 Public beta2にアップグレードされるなど、次第に秋の正式リリースに向けて機能が追加されてきている。

iOS10では、ロック画面やホーム画面が大幅にリニューアルされ、「写真」や「メッセージ」などApple純正のアプリが進化するなどのアップデートがされている

「写真」アプリでは、トーンの変更やトリミングなど、アプリ上で直接画像を編集できるようになった

「メッセージ」アプリでは手書きでのメッセージを送信したり、「笑」などのエモーションをつけられる

また、Appleが提供するゲーム用のSNS「Game Center」はiOS10で終了することが発表されている。

今回のiOS10パブリックベータでも、インストールするとGame Centerのアイコンがなくなっていた。ただし、機能が完全になくなっているというわけではなく、Game Center対応のゲームをプレイした場合、実績のポイントや遊んでいるゲームの登録は行われている。

iOS9の別端末で「Game Center」のアカウントデータを見ると、iOS10パブリックベータの端末で遊んだゲームのデータが登録されていた。「Game Center」の画面を開くことはできなくなるが、連動していたゲームが突然遊べなくなるということはないようだ

これまでホーム画面から削除できなかったApple純正アプリのアイコンを削除できるようになった。

ただし、これはあくまでホーム画面から非表示になるだけで、データ自体は保持されており、これらのアプリを削除しても空き容量が増えることはない。

純正アプリのなかでも削除できるものとできないものがある。また、削除した純正アプリはApp Storeでダウンロードすれば再度表示可能

iOS10パブリックベータをインストールする前に

今回のリリースはあくまでもベータ版であるため、今まで使っていたアプリが使えなくなったり、遊んでいたゲームが起動しなくなってしまったりするなどリスクが伴う。

iTunesをインストールしたPCを使って、事前に端末のデータのバックアップを保存しておきたい。

端末データのバックアップはiTunesから行うことができる。インストールしたい端末をPCに接続してからiTunesの端末詳細のページを開き、バックアップをPCに保存しよう

バックアップを保存したら、「環境設定」から「デバイス」を選択しバックアップをアーカイブしよう

また、詳細は後述するが、iOS10パブリックベータからiOS9に戻す場合は、端末を工場出荷時の状態に戻してから、バックアップの状態に復旧させることになる。

今まで進めたゲームのデータが消えてしまわないように、アカウント連携や引継ぎコードを発行してゲームのデータを復旧させられるように準備しよう。

こちらの引継ぎの記事では、各種ゲームの引継ぎコードの発行方法をまとめているので、事前に確認しておくといいだろう。

遊んでいるゲームのデータが消滅してしまったら泣くに泣けない。データを復旧するための準備は念入りに行っておこう

iOS 10パブリックベータの入手方法

iOS10パブリックベータをインストールするためには、「Apple Beta Software Program」に登録する必要がある。「Apple Beta Software Program」への登録はこちらのサイトから行える。

「登録」をクリックすると、「Apple Beta Software Program」に登録できる。なお、iOS10だけでなく、「macOS Sierra」もパブリックベータ版を公開している

Apple IDとパスワードを入力してサインイン。「Apple Beta Software Program契約」について確認したら「承諾」をクリック。「Apple Beta Software Program契約」はスクロールしていけば日本語の文章も表示される

「デバイスを登録」から「iOS」をクリックし、あとは表示される手順に沿って、端末にiOS10パブリックベータのプロファイルをダウンロードしよう

実機検証:ポケモンGOに影響はないか?

iOS10の新機能も気になるが、普段自分が遊んでいるゲームに影響があるか心配だという人も多いだろう。

今回、iOS10パブリックベータをインストールしたiPad mini 3で、下記の29タイトルの動作確認をしてみた。

iOS10パブリックベータのインストールを検討している人は、参考にしてみてほしい。

実機検証タイトル(並びは五十音順)

  • アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ
  • ingress
  • ヴァルキリーコネクト
  • ガルズモンズ
  • キン肉マン マッスルショット
  • 逆転オセロニア
  • クラッシュフィーバー
  • クラッシュ・ロワイヤル
  • クロノスブレイド
  • グランブルーファンタジー
  • シャドウバース
  • 出撃! 私立恵比寿中学 武装風紀委員会
  • 白猫プロジェクト
  • 実況パワプロプロ野球
  • セブンナイツ
  • 誰ガ為のアルケミスト
  • 12オーディンズ
  • ドミネーションズ
  • にゃんこ大戦争
  • 乃木恋
  • パズル&ドラゴンズ
  • パズドラレーダー
  • ベーモンキングダムΩ
  • ポケモンGO
  • マビノギデュエル
  • モンスターストライク
  • LINE:ディズニー ツムツム
  • LINE アルカノイドvsインベーダー
  • ラブライブ スクールアイドルフェスティバル

検証ルール

  • ゲームを起動し、チュートリアルを終えたのち、自由に操作できるようになった段階で、最初のステージをクリアするまで問題なく遊べるかを確認
  • ステージ制でないタイトルは、チュートリアルを終了してから自由に操作できる状態になってからメインとなるモードがプレイできるか確認
  • 不具合が発生した場合、繰り返しプレイし3回以上同様の現象が認められるか確認。同時にiOS9の端末では動作するかを確認

検証結果

今回の検証で、iOS10パブリックベータでプレイできなかったゲームが4タイトルあった。

  • ガルズモンズ
  • 誰ガ為のアルケミスト
  • にゃんこ大戦争
  • パズドラレーダー

これらのゲームをプレイしている人は、iOS10パブリックベータのアップデートは控え、正式な「iOS10」のリリースまで待とう。

プレイできなかったタイトルはゲームを起動しようとするとエラーが発生して進まなかったり、強制終了してしまったりなどの不具合が確認された

一方、上記4タイトル以外は、動作に不具合は見られなかった。

また、『ラブライブ スクールアイドルフェスティバル』は、今回の検証では問題なくプレイできたが、iOS10パブリックベータへの非対応を公式発表している。

プレイしている人も、インストールは控えた方がいいだろう。

ゲームによっては公式のお知らせで「iOS 10 Public beta 1」に対応しているかを発表していることもあるので、事前にお知らせをチェックしておこう

一方で、iOS10ではウィジェットをホーム画面で見られるようになったので『ドミネーションズ』のようなウィジェットに対応しているゲームは、ホーム画面でゲームの様子を気軽に見られるようになっていた

今話題の『ポケモンGO』もちゃんと動作した。iOS10パブリックベータでタッツーをゲット

iOS9へダウングレードする方法

今回の検証ではあくまで基本的な部分の動作を検証したに過ぎず、プレイをしていてどこかでエラーが発生する可能性がある。

また、iOS10の機能を確認したら、元のiOS9に戻したいという人もいるだろう。

ダウングレードをするには、まずバックアップを保存したPCを用意し、以下の手順でiOS端末を工場出荷時の状態に戻す必要がある。

  1. iOS端末で「設定」から「iCroud」を選び、「iPhone(iPad)を探す」をオフにする
  2. iOS端末の電源をオフにする
  3. PCでiTunesを起動する
  4. iOS端末のホームボタンを押しながら、PCとiOS端末をUSBケーブルで接続する
  5. iOS端末にiTunesのアイコンが表示されたらリカバリーモード成功
  6. PCに「アップデートまたは復元を必要としている~に問題があります」という表示が出るので、「復元」をクリックする
  7. 確認の表示が出るので「復元とアップデート」をクリック
  8. 「iOS 9.3.3のアップデート情報」が表示されたら「次へ」をクリックし、「Apple iOSソフトウェア使用許諾契約」が表示されたら「同意します」をクリックする

ホームボタンを押しながら、PCと接続したときに、端末にこの画像のような表示が出ればリカバリーモードで起動成功だ。あとはPC上での表示に従って、端末を初期化する

「問題があります」という表示が出るが、故障やエラーではない。復元をクリックして、工場出荷時の状態に戻そう。なお、工場出荷時の状態に戻すためには、OSをインストールしなおすため、時間がかかる

工場出荷時の状態に戻したら、次は先ほど登録したバックアップの状態に戻す必要がある。

「このバックアップから復元」から最新のバックアップを選択し、「続ける」をクリック

バックアップを作成する際に設定したパスワードを入力すれば、復元がスタート。しばらく待つと、復元が完了しiOS端末が再起動する。再起動後に初期設定をしたら、これまで通りに使用できるようになる。

ゲーマーにはリスクが高いiOS10の先行体験

6月13日に開催された「WWDC 2016」でAppleが「iOS史上最大のアップデート」とうたった「iOS10」だが、今回のパブリックベータでは、あくまでAppleの純正アプリやホーム画面やロック画面の操作などの変更で、ゲームのプレイに大きな変化はない。

また、一度アップグレードした端末をダウングレードする際にゲームのデータが消えてしまうリスクがあったり、Game Centerなど見られなくなってしまうサービスもあったりする。

そのため、絶対に先に試したい機能があるなどの理由がなければ、iOS10パブリックベータを入れるよりも、じっくりと正式なリリースを待ったほうがいいだろう。

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