タイクーンとなって夢の島を作り上げよう!
『City Island 4: シムライフ・タイクーン(City Island 4: Sim Town Tycoon)』は、小さな島を自分好みに発展させていく街づくりシミュレーションだ。
タイトルの一部となっている「タイクーン(Tycoon)」は、英語で巨頭、大物という意味をもった言葉。実は日本語の「大君」が変化したものだ。
プレイヤーはその島の一番の大物である市長となって、いちから街づくりを行なっていく。
穏やかすぎる、ほとんど何もない更地からゲームスタート。
さっそくチュートリアルが始まり、街づくり初心者でも分かりやすいていねいな解説が行われる。
建物を建てまくれ
初めは住人すら1人もいない状態。まずは「家」を建てて住民を増やしていこう。
家を建てるということで、人々が移動するための道も必要になる。建てる家によって、必要な道の種類も異なるので注意しよう。
住み着いた人々には、生活するための「仕事」も必要だ。「商業用」の建物を建てて、従業員として雇おう。
こうして島に住む住人を増やしながら、その人々の働き先となる建物を建てていくのが基本的な発展の手順となる。
吹き出しをタップしてお金と経験値をゲット
設置した建物や道を通行する車、そして人々は、その上に吹き出しを表示していることがある。
建物の吹き出しは、一度表示されるとタップするまで出続け、タップすることで必ずお金と経験値(XP)が手に入る。
逆に、人々や車の吹き出しは、一定時間経つと消えてしまう。見つけたら早いうちにタップしよう。
レベルアップで新しい建物をアンロック!
建物を建てたり、吹き出しをタップしたりすることでたまっていく経験値。
経験値がが一定以上たまるとレベルアップし、たくさんのお金がもらえたり、新たな建物を建てられるようになったりする。
迷ったらアドバイザーに相談
どう街づくりすればいいのかに迷ったら、「シティ・アドバイザー」に相談してみよう。
娯楽施設も忘れずに
序盤はあまり気にならない、いちばん右上に表示されたバー。これは、住民の「幸せ度」を示している。
ブーストやコミュニティーの建物を建てると、住民の幸せ度は上昇していく。常に100%以上となるように意識しておくことが必要だ。
手狭になってきたらアップグレードと土地購入
自分の島が充実してきたら、新たな土地の購入や、今ある建物をより豪華にすることも視野に入れていこう。
レベルアップしていくと、雪の上でのみ建設できるものなど、条件の厳しい建物が増えていく。それらの建物を建てたい場合は、その条件に合った地面がある区画を購入していこう。
また、すでに建て終えた建物をアップグレードして、少ないコストで利益や従業員の数などを増やすこともできる。
日々の発展と住人を見守りながらコツコツ楽しもう
誰もが作り上げたい夢の巨大都市。ゲームを進めていくと、そのためには住民に満足してもらいながら、真摯に街づくりをしていかなければならないことを痛感した。
市長としての役目を務めていくのは大変だが、徐々に島がにぎわっていくのを眺めていると、思わずニヤけてしまう。
巨大な建物を造ろうとすると完成までにかなりの時間を要するが、それもリアリティーがあっていい。
忙しい合間を縫って毎日コツコツとプレイするには、うってつけのタイトルだ。
今回のプレイでは雨しか確認できなかったが、島には時間帯や天候による変化もあり、飽きが来ないような工夫もなされている。
自分だけの小さな世界をスマホで持ち歩けるようになる本作。市長となって、島に息づく住民の姿をのぞいてみてはいかがだろうか。
ちなみに、本作のHD版も別にリリースされている。こちらとはバージョンが異なり、「Sandy Shore」という新たな島や、38種類の飾り(5つの建物付き)が追加されているので、あわせてチェックしておこう。
- 使用した端末機種:iPhone 6
- OSのバージョン:iOS 8.4.1
- プレイ時間:約2時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.2.9
- 課金総額:0円
(C) Sparkling Society Games B.V.