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第36回黒川塾は「CG・AI・SNS 多様化する時代のアニメ・ゲームコンテンツの創り方」をテーマに6月27日に開催

  • 2016年06月01日

第36回「エンタテインメントの未来を考える会」(黒川塾)は、「CG・AI・SNS 多様化する時代のアニメ・ゲームコンテンツの創り方」がテーマ。「アニメ!アニメ!」編集長の数土直志氏、ウルトラスーパーピクチャーズの平澤直氏、ゲームAI開発者の三宅陽一郎氏をゲストに迎え、6月27日に開催する。

第36回のテーマは「多様化する時代のアニメ・ゲームコンテンツの創り方」

[以下、リリースより]

「CG・AI・SNS 多様化する時代の アニメ・ゲームコンテンツの創り方」

ゲスト:数土直志(「アニメ!アニメ! 」編集長) +平澤直(ウルトラスーパーピクチャーズ) +三宅陽一郎(ゲームAI開発者) +黒川文雄

開催主旨

音楽、映画、ゲーム、ネット、IT、すべてのエンタテインメントの原点を見つめ直し、来るべき未来へのエンタテインメントのあるべき姿をポジティブに考える会です。開催時期に合わせてゲスト・テーマを決定し、参加者とそれらを共有し、現状分析、動向を研究し、新たな化学変化を起こし、まだ見ぬ方向性、あるべきエンタメ像を創造するものです。

参加者においては、新たな気づき、明日からの活力になる勉強会、企画開催を心がけます。

音楽、映画、ゲーム、ネットワークなど、すべてのエンタメビジネスに精通した「黒川文雄」がナビゲートするエンタメ小宇宙。「エンタテインメントの未来を考える会」(黒川塾)開催決定です。

明日からのエンタメビジネス、自らのライフスタイルへの気付きを与え、与えられる会にしたいと考えます。毎回 多才なゲストを招待しての事例紹介、クロストーク、リスナー参加型の質疑応答形式もあります。

主催・司会 ナビゲーター・コメンテーター:黒川文雄

東京都生まれ。アポロン音楽工業を経て、ギャガコミュニケーションズ(現在のギャガ)にて映画配給宣伝、セガエンタープライゼス(現在のセガ)にてゲーム宣伝を革新的に進化させ、ゲーム内広告を世界で初めて展開。

デジキューブにてゲームソフトのコンビニ流通を開拓、デックスエンタテイメントにてFLASHを用いた世界初のネット型対戦カードゲーム「アルテイル・ネット」を展開、ブシロードにて取締役副社長、製造管理、海外販売、オンラインゲーム開発。NHN Japanにては家庭用ゲームメーカーとの大型の共同タイトルを企画開発、運営まで。

あらゆるエンタメジャンルに精通したメディアコンテンツ研究家であり、本イベント・キュレーター。コラム連載など、多岐にわたる人脈と長年のナレッジの蓄積で新たな地平を切り拓いてきました。参加する皆様方とともに成長をしていきたいと思います。

開催日程

  • 2016年6月27日(月)19:45開場/20:00開始 90分~程度
  • 終了後懇親交流会あり
    ※いつもの開催と時間が異なります。ご注意ください。

今回のテーマ「CG・AI・SNS 多様化する時代のアニメ・ゲームコンテンツの創り方」

日本で、テレビアニメーション(※週一回放送)が誕生したのは今から約50年前の1962年のことでした。コンテンツは手塚治虫氏が率いる虫プロダクションが生み出した正義のロボットヒーロー『鉄腕アトム』でした。戦後の混乱から復興する日本にとって『鉄腕アトム』は勇気であり、輝きであり、未来でした。

2000年代を迎え、アニメーションを取り巻く環境は激変しています。従来のセルアニメーションから3DCGアニメーションへ、制作の手法も製作員会からクラウドファンディングまで多様です。ゲームも新しいポータルとして、従来の家庭用ゲームのみならず、パソコンによるネットワーク・ゲーム、スマートフォンなど展開は多岐に渡ります。

それらアニメーション、ゲームのコンテンツのありかたもSNS時代を反映してストーリーや方向性に影響を及ぼすものが現れてきました。また、人工知能技術(AI)の進歩と研究もハイスピードで行われています。群衆シミュレーションの分野では既にさまざまな作品で使用されており、今後はストーリテリングやコンテンツ開発部分でさらにAIの活用が促進されると予想されます。

今回の登壇ゲストは、ウルトラスーパーピクチャーズの平澤直プロデューサー、アニメに造詣の深いゲームAI開発者・三宅陽一郎氏、「アニメ!アニメ! 」編集長 数土直志氏をお呼びします。SNS時代に相応しいアニメーション、ゲームなどのコンテンツの在り方と制作トレンドの変化、果てしなき想像力の世界の未来を皆様と共有したいと思います。今回も皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

ゲスト プロフィール(敬称略)

数土直志(すどただし)

ジャーナリスト。国内外のアニメーション関する取材・報道・執筆を行う。また国内のアニメーションビジネスの調査・研究をする。「デジタルコンテンツ白書」主要コンテンツの分野別動向アニメーションパート執筆など。

大手証券会社を経て、2002年に情報サイト「アニメ!アニメ! 」、その後「アニメ!アニメ! ビズ」を立ち上げ編集長を務める。2012年に運営サイトを(株)イードに譲渡。

平澤直(ひらさわなお)

アニメプロデューサー。 株式会社ウルトラスーパーピクチャーズ所属。 3DCGアニメ制作会社「サンジゲン」企画担当。

ビデオメーカー「バンダイビジュアル」、アニメ制作会社「プロダクション・アイジー」を経て現職。 アイジー時代のプロデュース作品は、『劇場版 ブレイク ブレイド』『輪廻のラグランジェ』『翠星のガルガンティア』など。

ウルトラスーパーピクチャーズ転職後の担当作は、『ウルトラスーパーアニメタイム』(番組プロデューサー)『モンスターストライク』(プロデューサー)『ブブキ・ブランキ』(製作統括、アニメーションプロデューサー)『石膏ボーイズ』(企画)『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-』(企画)など。

三宅陽一郎(みやけよういちろう)

ゲームAI開発者。IGDA日本ゲームAI専門部会チェア、DiGRA JAPAN理事、芸術科学会理事、人工知能学会会員。

『デジタルゲームにおける人工知能技術の応用の現在』(人工知能学会誌 Vol.30, Webで公開)。『日本のアニメーションにおける人工知能の描かれ方』(コンテンツ文化史学会 大会予稿集、2013年12月)。『人工知能はSFの夢を見るか?』(第53回 日本SF大会、2014) 。インタビュー『日本のアニメにおけるスチームパンク表現の特質』(TH No.61,2015)。「人工知能が拓く物語の可能性」(文芸ラジオ 2号、2016)。『ゲーム、人工知能、環世界』(現代思想、青土社、2015)。

「人工知能のための哲学塾」主宰。定期的にリアルに集まって半日でワン クールのアニメを観る「アニメ上映会」を主催している。 ツイッターを通してゼーガペインのファンとしても活動している。

開催会場

御茶ノ水 デジタルハリウッド大学大学院 駿河台キャンパス

  • 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア 3F
  • JR中央線 御茶ノ水駅聖橋口より徒歩1分/東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅B2出口直結
  • 公式サイトはこちら

参加費

  • Peatix事前申し込み:3,000円/1ドリンク代込み 軽食あり
  • Peatix事前申し込み:学割2,500円(専門学校・大学など学生証をお持ちいただけた方対象とします)
  • 当日料金:一般 3,500円/学生 3,000円(学生証をご持参ください)
  • デジタルハリウッド在校生割引:2,000円(学生証をご持参ください)

参加申し込み

ぜひ足をお運びください!

あらゆるジャンルのクリエイター、プロデューサー、ディレクター、起業家、営業、販売促進などすべてのポジティブなマインドをお持ちの方を歓迎します。

もちろん、それらの職業のかたに限定するつもりはありませんので、一般のかたも奮ってご参加ください。エンタメ業界に所属していなくても結構です。ここが何かの「入口」になるかもしれませんし、「出口」になるかもしれません。積極的な参加をお待ちしております。

問合せ先

イベント運営責任者:黒川文雄(メールアドレス