春競馬シーズン真っ盛り!スマホ向け競馬ゲーム特集(前編)

G1レースが毎週のように開催されているこの4月から6月で競馬に興味を持ち始めた方も多いはず。この特集では、そんな方に向けたおすすめの競馬ゲームを紹介していこう。前編では、本格的な競走馬育成ゲームを厳選して紹介。

  1. ダービーインパクト
  2. ダービーロード
  3. ダービーオーナーズクラブ

自分だけの最強馬を生み出したい人におすすめの3タイトル

4月~6月までは春競馬シーズンの真っ最中。友人や同僚に連れられて、新たに競馬に触れたという方も多いはず。

その魅力に興味を持ちだしたものの、なんだか敷居が高そう印象もあるのではないだろうか。そんな方は、スマホゲームで競馬の第一歩を踏み出してみては。

前編となるこの記事では、競馬知識を勉強できるような本格的な育成シミュレーションゲーム(以下、SLG)の中からおすすめのものを紹介していこう。

春競馬とは?

「春競馬」とは、4月から6月のちょうど今ごろの時期のことを指す。

この期間は、毎週のようにグレードの高いレースが開催され、特に「日本ダービー(ダービー)」や「天皇賞」といったG1と呼ばれる大レースが行われることから、非常に競馬熱が高まるシーズンとされているのである。

先日行われたダービーはすべての競馬関係者の夢とされる存在。多くの人が心血を注ぐこともあり、感動的なドラマや逸話に事欠かないレース。競馬に興味がなくても心動かされるようなものなので、一度調べてみてはいかがだろうか

まずは、なにをもって本格育成ゲームとするか、という基準について説明しておこう。

この記事では主に、「配合理論が現実に近い」「自分で配合を考えられる」「実在の競走馬が登場する」「調教メニューが考えられる」などの要素を満たす作品を紹介していく。

競走馬を血統や配合、調教などを考慮してリアルに育成していきたい方におすすめの作品だ。

ダービーインパクト

『ダービーインパクト』は、エイチームより配信されている競走馬育成SLG。

血統や配合理論、登場する馬、グラフィックなど、多くの要素が高いレベルで充実している、スマホ向け本格競走馬育成ゲームの第1線をいくタイトルだ。

特徴

  • 自分の馬同士を配合し、新たな馬が作ることができる
  • 伝説的名馬を種牡馬で使うことができる
  • 実際の競馬ニュースが閲覧することができる

数世代前までさかのぼれる本格的な血統表に、「インブリード」や「ニックス」といった実際と変わらない配合理論が設けられている。引退した馬は繁殖牝馬や種牡馬にもできるので、自分だけの配合を追求する楽しみも

ガチャでは種牡馬の種付け権を購入するという設定。日本の超有名馬はもちろん、世界の競馬史に名を残しているような伝説的種牡馬が多数登場するゲームは他に見たことがない

ゲームの簡単な流れ

  1. 繁殖牝馬と種牡馬を配合して新たな馬を生産
  2. 調教で馬の能力を鍛え、食事で調子をととのえていく
  3. 準備ができたらレースに出走させる
  4. レースで好成績をあげていき、オーナーとしての頂点を目指す

調教の内容は「芝、単走、一杯」といった、本格的なもの。伸ばしたい能力を鍛えたり、軽めに調整したりと用途によって適切なものを選んでいこう

レース中は、さまざまなカメラアングルから状況を見ることができる。騎手の目線で見るレースはなかなか新鮮

現実の競馬ニュースが確認できる!

本作はゲーム内で現実の競馬ニュースが確認でき、週末に開催されるレースの特集などが組まれたりしている。

こうした、本物の競馬に連動した情報が得られるので、競馬ファンには非常にうれしいものになっている。

先日行われたダービーでは特集が組まれ、有力馬の情報などが閲覧可能となっていた。優勝した「マカヒキ」の情報もきちんと掲載

ダービーロード【みんなのKEIBA】

『ダービーロード』は、AltPlusとフジテレビ系競馬番組『みんなのKEIBA』がタッグを組んで作られた競走馬育成SLG。

競走馬のみならず、解説者やジョッキーまでが多数登場する、公式の強みを最大限活かした豪華なタイトルとなっている。

特徴

  • フジテレビ系競馬番組「みんなのKEIBA」とのタッグ
  • 歴代の名馬を自分のものにできる
  • 実在の騎手や調教師、解説者などが多数登場する

「みんなのKEIBA」でおなじみの井崎さんやアンカツさんが、プレイヤーをサポートしてくれる。こういったところはタッグを組んでいるゲームならでは

ガチャでは歴代の名馬たちを入手可能。レースに出走はさせられないが、種牡馬や繁殖牝馬として配合にも使っていけるので、名馬を自分の手にしている感覚を味わうことができる

ゲームの簡単な流れ

  1. 繁殖牝馬と種牡馬を配合して新たな馬を生産
  2. 調教で馬の能力を鍛え、レースにそなえて調子を上げていく
  3. レースで好成績をあげ、報酬などから新たな強力馬を入手する
  4. 強力馬同士の配合から最強馬づくりを目指していく

調教では所持している歴代の名馬と併せ馬することも可能。特定の条件を満たせばボーナスがつくことも。画像は「メイショウサムソン」と「ディープインパクト」のもの

手持ちの馬を配合する際は、5世代前までの血統が確認可能。配合の評価を数値で見ることができたり、井崎さんやアンカツさんがアドバイスをくれるので、血統に詳しくなくても問題ない

本当に騎乗依頼しているような感覚が味わえる!

本作の最大の魅力はやはり、本物の競馬関係者がこのゲームのために作られた画像で登場してくれるところ。

特にジョッキーのものは珍しく、実際に騎乗依頼しているような感覚を味わうことができる。

その人が本当にしゃべってる感じがよく出ている。専属ジョッキーにしたり、何度も依頼することで、ジョッキー自体が成長する点も新しい

武豊騎手とのコラボイベントでは、本人がゲームのために動画でコメントをくれている。公式の強みが非常に活かされた内容であるといえるだろう

ダービーオーナーズクラブ

セガから配信中の『ダービーオーナーズクラブ』は、同名アーケードゲームのスマホ版。

競走馬の育成要素にプレイヤーが介入できるアクション要素が加わった作品だ。

特徴

  • レース中にプレイヤーが介入できる
  • 自分だけのトレーニングセンターを発展させられる
  • オーナー同士でクラブが結成できる

レース中に右下のアイコンをタップすることで、ムチをたたくことができる。馬を加速させられるが、体力(下部のゲージ)が減ってしまうため、ゴールまでのペース配分を上手にとる難しさがある

ゲームの簡単な流れ

  1. 調教メニューを考え、馬を鍛える
  2. エサやスキンシップをとって馬の信頼度を上げる
  3. レースに出走する
  4. レースの反省をし、次のレースに活かす
  5. 優秀な馬を育て、オーナーの頂点を目指していく

調教メニューは自身のトレーニングセンターを発展させていくことで増えていく。1種の箱庭ゲームのような要素となっている

オーナー同士でクラブを結成できるのも本作の特徴。ギルド感覚で、ゲーム内の友だちと最強クラブを目指していく面白さもあるだろう

馬の息づかいが聞こえてくるゲーム

本作の魅力は、やはり馬に触れ合える点。

レース中に馬を操ったり、馬の世話をして信頼度を上げたりなど、馬との距離感の近さが他のゲームにはない魅力。

自分の馬に非常に愛着がわくので、よりオーナー気分を味わいたい方におすすめの作品だ。

馬にブラッシングすることで信頼度を上げ、レースへの準備をしていく。ハートマークをこするように触れる必要があるので、本当にブラッシングしているかのような感覚を味わえる

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